前回までのお話+ウルトラマンフェスティバル2019!!前編+
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親子ですごでかフォトスポット
たくさんのジオラマを堪能し、満足した我々は、クラフトコーナーへと足を運んだ。
こちらのコーナーでは、ウルトラマンタイガ、トレギア、ウルトラマンタロウのいずれかのウィンドウワッペンが作れる。
息子の作品
クラフトが終了したところで、お待ちかねのショータイム。
第1部 受け継がれる光 僕らの未来
ウルトラマンのソフビ人形がある日突然、動き出した!!
本物の悪役宇宙人になりたいダダと、それを阻止しようとするウルトラマンたち!
前作のヒーロー、ウルトラマンルーブも登場し、迫力満点のステージ!
ソフビが本物のようになるというコンセプトは、子どもたちに親近感を抱かせる。
勝利の決めポーズ!!!
座席に一番近いところにいた、ウルトラの父が勇ましい。
ウルトラの父、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンタイガと三世代登場で、感慨深い。
ウルトラマンタイガという孫をもつウルトラの父は、今やウルトラのジジなのである。
ステージが終わり、ウルフェス名物、ウルトラマンアイスを味わう。
息子は去年、ウルトラマンメビウスを注文していたが、今年もメビウスを頼んでいた。
メビウスには興味がない息子だが、バナナとチョコレートという組み合わせに惹かれるらしい。
アイスクリームを頬張る息子をよそに、ウルトラマンゼロを眺める。
私が一番ひいきにしているウルトラマンだ。
ウルトラマンセブンの息子で、熱血主人公という感じ。
元々熱血系は得意ではないはずなのだが、このウルトラマンゼロは360度どこから見ても、「かっこいい。」の一言である。
俺に勝てるってわけか!! 2万年早いぜ!!
というように、「2万年早いぜ!」が彼の決め台詞なのだが、これを聞くと、心がスパークするような気がするのだ。
ウルトラマンゼロそのものが擬人化した姿を見てみたい・・・。
フェスティバルの最後に、「なりきりムービー ヒーローになるのはきみだ!」コーナーへと急ぐ。
ここでは、ウルトラマンタイガになりきったムービーが作れるのだ。
DVDケースをつけると、4200円也。
世の中金じゃ。
ウルトラマンタイガのお兄さんが着ているジャケットを着用し、腕には変身アイテム。
スタッフのお姉さんに促され、決めポーズをしたり、表情を作ったりと、ふわっとがんばる息子。
30分ほどでDVDが完成したので、側にあったDVDプレイヤーで再生してみると・・・
いきなり、大口を不自然に開けている息子の姿がドアップに映し出された。
ここは本来、男らしく雄叫びであげなければならないシーンだと想像するが、息子は歯医者さんで「はーい、口あけて。」と言われた時の口の開け方をしているではないか。
スタッフのお姉さんよ、どうして息子に注意してくれなかったのだ。
そして、どうして極度の緊張を強いられたカバが、口を開けさせられたような息子のショットを採用してしまったのだ!
私は、心で嘆きの声を上げ、静かにその場を後にしたのだった。
その後、私の実家にて、DVDお披露目会があり、全員大爆笑。
夫なおぴょんは、「おっと、放送事故だ・・・。」とどよめき、
母アユミンは、「ぷへへへへ。」とおかめのように笑い、
父きみじは、「全然変じゃないよ、かっこいいよ。」と言いながら、新聞で顔を隠し、顔をくしゃくしゃにして笑っていた。
うん、笑う門には、福来たるよね。
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