私は、自分のことを冷静かつドライな人間だと認識していた。
しかし、周りから見るとどうも違うようだ。
夫に「私、自分のこと冷静&ドライだと思ってた」と伝えたら、牛丼を食べ進めていた箸がとまり、「ん、ん~。」と難色をしめしていた。
夫から見たら、私は家庭内の「野々村議員」だそうだ。
120%調子に乗り笑い、120%落ち込み、不平不満を泣き叫び、富士急ハイランドのジェットコースターも嫉妬するほどらしい。
確かに、そんな自分に疲れを覚えていた。
うん、自覚しているではないか。
息子にも「ママって、バーバパパ一族の中だったらバーバ何?」と、バーバパパというキャラクターを知らない人間にとっては、ババアの集団かと思われるマニアックな質問をしてみた。
「ママは、やっぱりバーバブラボー!!あの赤いやつ。」
「バーバブラボー!?」
説明しよう。バーバブラボーとは、いつも体を動かし、筋肉を愛する超元気キャラである。
「ママ、そんな元気じゃないよー。」
「ママ、バーバブラボー!!」
言い張る息子。
先日、高校の同窓会に行ったら、「やっぱり根っからのエンターティナ-だよね~」と誰かに言われた。
嘘だ。
自分で考える自分と、他人から見た自分。
こうも違うのはなぜだろう。
嘘だ。
自分で考える自分と、他人から見た自分。
こうも違うのはなぜだろう。
こんな嘆きをしながらも、私のホルモンは崩れ、今頭に血が上ってきている。
のぼせだ。
冷静かつドライな自分を逆らうように・・・。
のぼせだ。
冷静かつドライな自分を逆らうように・・・。