もう妊婦ではありませんが、過去の妊婦記事からお楽しみくださいませ
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先日、友人と会うため、とあるカフェの前で待ち合わせていた。

「あ!お久しぶりー!!」
「あ~!」
久しぶりの再開で、話に花を咲かせようとした矢先、見知らぬおばさんが話しかけて来た。

「いつ産まれル?」
少し中国なまりの日本語だった。
「あっ…今月です。」

「やっぱリ。お腹だいぶ下がってルモンネ。」
「え!分かります…?自分ではよく分からなくて。」

「男の子?」
「そうです…。」
この中国人のおばさん…占い師か!?

「触ってイイ?」
「は、はぁ…。」
見知らぬ人に、初めて腹を触られてしまった…。
変な気を入れられなければ良いが…。

「今の医療はスゴイ。私ノ知り合いのヒト、小さく産んだヨ。デモ、今元気ヨ。病気一つしないヨ。あーだ、こーだ。なんちゃら、かんちゃら…。」

「………。」
「………。」
中国人おばさんのマシンガン出産トークに打たれ続けている間、
私はおばさんの顔についていた、大量の細かい毛の数を数えていた。

後ろには、散髪屋QB HOUSEがある。
きっとここから出て来たのだ。
・・・・・・・・・・。
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