前回のお話は、+かぐや姫の物語いとをかし 前篇+
「竹取物語」は、原作者不明のため、はっきりと何が物語の真髄かは分かっていない。

しかし、ジブリ独自の解釈により、「かぐや姫がお爺さん、お婆さんの下で過ごした幼少時代」、「かぐや姫の心情」、「かぐや姫が月からやって来て、また帰らなければならなくなった理由」 が映画の中で描かれるのである。

「うぅ~・・・。染みるぅ~。主題歌と合わせて観るとさらにじ~んとするぅ~。かぐや姫ってこんなに感動したっけ~。考えさせられる―!」
137分の上映終了後、言いようのない感動に包まれながら、ダーリンと熱い討論が始まる。

「かぐや姫の犯した罪ってさぁ~、○○○ってことだよね。」
「うん。でもその罰が○○○って、ちょっとよく分からないよね。」
我々なりの解釈を伝えたいところだが、是非ここは映画館に行くなり、レンタルになってから観るなりして、「かぐや姫の物語」の謎を皆さまで解いていただきたい。
一緒に観た人と激アツな討論が繰り広げられることは、間違いない。
寝る直前まで語り合う人たち

ちなみに、ダーリンは映画を観終わった後、かぐや姫の付き人として登場した、この女の子の巾着をやたらと欲しがっていた。
「いいなぁ・・・コレ。この人好きだななぁ。」
「買っても良いけど、なおぴょん使う?私は今のところお弁当持っていくアテもないし、産まれてくるのは男の子だし・・・。」

「あ~~~・・・。」
「会社に持っていく弁当包みに使ってもいいけど。」

「・・・やっぱやめとく。」
結局買わずにグッズ売り場を過ぎ去ったが、あの時買ってあげれば、ダーリンの喜ぶ顔が見られたのかな・・・と、後ろ髪引かれる思いでいる。

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