母子手帳と一緒にもらえる「マタニティーマーク」だが、

たまごクラブの付録に付いていたので、妊娠7週目辺りから、鞄に付けて通勤していた。

このマタニティマークと共に、毎日過ごす中で、その力を体験してきた。
―スーパーにて

「お運びしますね~~。」
「???」
レジ打ちの女性は、買い物カゴを、食材を袋に詰める台まで運んでくれた。
優しさが心に染みた瞬間である。

―マンションにて
「あのー…いつご出産されるんですか?」
「???」

振り向くと、そこには妊婦さんが立っていた。
「たぶん、来年の4月くらいになると思うんです。」
「私は1月の予定なので、学年は違いますね。」
「そうですね~。そしたら、今何カ月ですか…?」
その妊婦さんは、2つ隣りの部屋に住んでいる人だという事が分かった。

しばらく楽しく妊婦トークをし、今まで接する機会がなかったマンションの住民と交流できたことを、嬉しく思った。
マタニティマークから、ママ友誕生である。
他にも、今まで接点のなかった、仕事場の人に話しかけられたりと、マタニティマークのおかげで、人と人とのつながりが生まれている。

妊娠生活は、母と子のつながりを生むだけでなく、周りの人とのつながりも、たくさん生んでくれる。
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