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謎の南国フルーツにより、口の中に疑問をいだきつつ、我々は夕食へとヴィラの人気レストラン、''スンダラ''へ向かう。
''スンダラ''は、ビーチサイドでインターナショナル料理が楽しめるのだ。
メニューを見ると、英語で料理名が書かれており、その横に値段と思われる数字が記されている。
『スパゲッティ 20.0』
ちなみに、1万ルピア=およそ100円である。
「ねぇ、なおぴょん。20.0っていくらかな?」
「二ケタずらせばいいんだから、2円?」
「なわけないよ!高級ヴィラですぞ!」
「20円でも安すぎるから、200円?」
「いや待てよ…。これ、0が省略されているだけだ…。つまり2000円だ!!」
「高っ!!!!!!!」
「高っ!!!!!!!」
「サイゼリア行きたくなってきたよ…。」
「自分も…。」
「Hi ! Are your ready to order ? (お決まりですか?)」
「ええと…One Salmon Salad , one grilled potatoes and one spagettii please....(サーモンサラダとオーブンポテトとスパゲッティを一つずつください。)」
「Oh, That's all ? (それで全てかい?)」
「That's all !!(あぁ全てだ!悪いか?)」
「That's all !!(あぁ全てだ!悪いか?)」
辺りを見渡すと、金持ちそうな欧米人が、ワインやらカクテルやらを優雅に楽しんでおり、1人でサラダ・サイドディッシュ・メイン・デザートというコースを楽しんでいる。
しかし、我々は、一つのサラダ・サイドディッシュ・メインを2人で取り分けていた。
1杯のジンジャエールと共に。
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