土曜の朝、「ふっひ――――！！！」という奇声を聞いて、目が覚める。
ぼんやりと視界に入って来たのは、やたらとテンションの高いダーリンの姿だった。
私を起こしに来てくれたは良いが、浜に打ち上げられた魚のようにピチピチしている。
「おはよ…何か元気だね…。」
「そうよ―――！」
と言いながら、私の隣に転がり始め、水しぶきでも飛んできそうなほど、ピチピチし始める。
この朝から活きが良いお魚ちゃんは、休日も5時起きである…。
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