レンタルリリースされてから、観よう観ようと思っていた「ツレがうつになりまして。」を、ようやくダーリンと観ることができた。
※画像は、いずれも映画.com
さんよりお借りしております。
結婚している方は勿論!
皆に、もう是非是非!観て欲しい!!!!
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~あらすじ~ By ゆりじ
登場人物は、売れない漫画家であるハルさんと、その夫、通称ツレ。
ある朝、ツレは「死にたい」とつぶやく。
サラリーマンのツレは、うつ病をになってしまったのだ。
ハルさんは、そんな夫が闘病する様子を見て、宇宙の風邪のようだなどと思う。
「頑張らない」
そう決めたハルさん。
ハルさんは、自分らしくツレを支え、また自分の夢にもゆっくり歩いていく。
二人は、ツレのうつ病によって、再び夫婦のあり方を見つめ、育んでいく…。
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映画の世界は、決してファンタジー映画のような壮大さ、アクション映画のようなスリル感もない。
ただそこには、ゆったりとした、二人の日常が流れている。
(時々、ペットのイグアナも良い味を出している。)
それでも、互いを思いやる気持ちがじんわり伝わってきて、人と人のつながりを大事にしようと思える作品だった。
*映画の中の印象的なセリフ*
「割れないことが大切」
ハルさんのお気に入りである骨董品のお店に出向いたときのこと。
何百年も前に作られたガラス細工を見て、ふと思う。
「割れないことに価値がある」
「割れないことが大切」
うつ病になってもなお、仕事を続けていた夫に、仕事を辞めることを提案したのも、この言葉が頭にあったからである。
このメッセージは、私の中にとても響いたのと同時に、自分でも考えたことがる。
もちろん「割れないことに価値がある」こともあり、「割れないことが大切」という見方は正しい。
けれど、こないだ、ダーリンがペアグラスを割ったように(詳しくはしょぼくれダーリン
)、物は割れる。
これは、どうしようもないことである。
嘆いても仕方がない。
物は落とせば割れて、植物は放っておけば枯れる。
これは自然の法則だ。
でも、また物は生み出され、植物はどこからか生まれ育つ。
この当たり前な、大きな自然の流れを感じて、大きく大きく世界を見渡していく。
そう思い描くことが、物ではない人間が、ココロを大きく明るく救えることなのではないだろうか。
鑑賞後の我々

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