最近仲良くしているママ友Tさんがいる。
Tさんの人生を簡潔に言うと、
若くして結婚⇒3人の子供を産む⇒離婚⇒再婚⇒1人の子供を産む⇒現在家庭内別居…
となる。
Tさんのお友達にも、現在調停中のママ友がいたり、母子家庭のママ友や知り合いが沢山いるらしい。
だから、わたしが旦那のことを愚痴ると、母子家庭や再婚を勧められる。
母子家庭は国からの補助金?があるから、楽に暮らせると。
良い人と再婚すれば、自分も子供も経済的なことを含め幸せだと。
そうなのかもしれない。
そういう人だって沢山いるだろう。
最初に言っておくが、わたしはその人達を非難するつもりはない。
20代前半の頃に勤めていたショップに、すっごく明るい主婦の方が入社してきた。
子だくさんで、再婚したばかりで、子供とも旦那ともすっごく仲良しなの!!といつも言っていた。
その主婦の方と休憩が一緒になった時に、私は幸せだという話をされた。
新しいパパも優しいし、娘も幸せそうにしていると言った。
わたしはその自信満々な態度にカチンときて、(今だったら絶対言わないけど、あの頃は若さゆえに…)つっかかって言った。
「それって子供達に確認したんですか?娘さんが幸せだって言ったんですか?」
『そうよー。幸せだって言ってたわよー(^∇^)』
「えーそれって本心だと思ってるんですかー?」
『嘘ついてるかついてないかなんてわかるわよー。だいたいそんなこと嘘つかないでしょ(笑)!』
「お母さんに幸せかどうか聞かれたら、幸せって言うしかないじゃないですか。不幸でも、再婚が嫌でも、お母さんの幸せそうな顔見たら、自分の本心なんて言えないと思いますけど。」
『いやいや幸せそうに暮らしてるよ?旦那とも仲良しだし。』
「そりゃそうですよ、笑ってないとお母さんに不幸だと思われるし。本当に幸せかは、娘さんにしかわからないと思います。」
ここでわたしは泣きそうになって席を立った。
相手は幸せ話を続けていた。
この時のわたしは、この主婦の方を、なんて身勝手な大人なんだと軽蔑した。
幸せって他人が決めるものじゃない、自分が感じるものだと知った。
だけど、
母親が幸せ=子供も幸せ
なのか?
そりゃ、泣いて怒っていつも不幸そうで暗い母親より、笑って幸せそうで明るい母親の方が子供は好きだろう。
でもそれは、
自分の大好きなお母さんが幸せなのが嬉しいんであって、
自分の大好きなお母さんの幸せが自分の幸せであって、
新しいお父さんが優しくて遊んでくれるからとか、
新しい家を建てて自分の部屋をもらえたからとか、
また赤ちゃんが生まれたからとか、
家族が増えて賑やかで明るいからとか、
それがその子の幸せというわけではないと思う。
本当は、血の繋がった父親と、家族全員で明るく幸せに暮らしたいと、誰もが思っていると思う。
だけど、子供の自分にはどうにもできなくて、本当は嫌だけど、お母さんの為に明るく振舞って、
こうなってしまったけど、でも結果私は幸せだよ、
って自分の中で折り合いをつけていることを、世の中の母親はわかっているだろうか。
幸せだと言ったからって、
いつも笑っているからって、
これでいいんだと思って欲しくない。
一人の時間は泣いているかもしれない。
本当の父親を想っているかもしれない。
会いたい、話をしたいと毎日思っていても、母親の前では口が裂けても言えない。
本当のこと言ってごらんって言われても、母親を傷つけまいと、父親なんか…と嘘をついているかもしれない。
外で血が繋がった家族を見たり、友達がお父さんの話をするたび、心が痛んでいるかもしれない。
お父さんがうざい臭いという悪口を聞いて、いるだけいいじゃんって思っているかもしれない。
子供の本心って、母親は一生知ることができないかもしれない。
また、半分しか血が繋がっていない兄弟も、自分の中で折り合いをつけていること。
他のみんなは家族だから関係無いって言うかもしれないけど、本人は関係無いって心から思えるのだろうか。
離婚するということを、家族が引き裂かれるということを、もっと真剣に、子供の立場になって考えて欲しい。
親の幸せ=子供の幸せ
なんだということは、親が決める事じゃない。
もちろん、色んな理由があって離婚せざるを得なくなる場合もあるだろう。
だけど、あまりにも簡単に離婚したり、親の勝手で離婚しておいて、幸せよねと決めつけたり思い込むのは、身勝手だと思ってしまう。
親の人生と、子供の人生は別物だ。