中学受験を振り返って
中学受験、年々受験者数は増えており、激化の一途を辿っています。
自分は2020年に都内の男子校を受け合格することができました。今回はそんな自分が中学受験について思うことを話そうと思います。
かわいい小3
自分は小学三年生(2016年)のころにSAPIXに入塾しました。おそらく親が中学受験させたかったのでしょう。なんかよく分からないまま入れられました。
当時はまだ今程中学受験が激しくなかったので、自分の通っていた中野校では小3はABCDの4クラスしかありませんでした。入塾テストを受け、上から二番目のCクラスに入りました。
当時の授業の内容はほとんど覚えていませんが、そこまで苦痛ではなかったはずです。一日2時間1コマ40分で、小4ぐらいで習う国語や算数、社会を学び、理科では工作などもした覚えがあります。まあ半分遊びみたいな感じでした。友達も結構できたし、楽しかった思い出があります。
まだ緩い小4
小4になってからですかね、受験色が強くなってきたのは。
週2は変わらず一コマが1時間に増え合計3コマ3時間になります。
算数では中学受験で使うためだけの計算法である「つるかめ算」や「和差算」等をガンガン勉強し始めます。
国語ではそこまで難しくは無い文章を読んだり、漢字の勉強、ことわざ等の勉強もしたと思います。
理科では中学受験で使う基本的な物理化学生物地学の知識を広く浅く学び、社会では地理分野の勉強をしました。
要するに中学受験における知識の根底となる部分を学んだと思います。ただ基礎である以上そこまで難しくはなかったと思います。
ただ1つ大事な点があります。
それはテストが増えるということです。毎日のテストやマンスリーテストや組み分けテスト等たくさんのテストが出てきます。自分はまだ勉強習慣が確立できていなかったので、毎回偏差値は安定しませんでした。当時A-H、α321があったのですが、自分はEに行ったこともあればα2に行ったこともある。みたいな感じで満遍なくクラスを行き来してました。ただ基本的にはGHぐらいでした。
小4はまだ特に緊張感とかは無くまだまだ緩かったと思います。
雲行きが怪しい小5
小5になると皆徐々に受験というものを意識するようになります。どういう学校があるかとか、中学受験はどういうものなのか何となく知るようになります。
算数では速さとか比とか図形とか、入試で頻出のテーマを一通り勉強し終えます。
国語ではより高度な文章を読んで記述したり、言葉ナビという教材を使ってことわざ、慣用句等幅広い語彙を詰め込んで行きます。
理科は小学校で習う理科の範囲を全て学習し終えます。そして社会では後半からいよいよ歴史に入ります。
個人的には小5が1番差がつきやすいですかね。小6になると努力している人の方が圧倒的多数なのであまり差はつかない印象です。しかも勉強する内容もかなり大事な事ばかりです。ここの内容が疎かになっていると小6で苦労することになります。
小5になると、一コマ90分、一日2コマが週3になります。なのでちょっときつくなってきますね。加えてテストもさらに頻繁に行われるようになり、家庭学習も多くなってくるので、最初はきついと感じるかもしれませんが、慣れると難なくこなせるようになってきます。
この頃自分はずっとH,I,α3を行き来してた記憶があります。まあいい意味でも悪い意味でも偏差値58ぐらいで安定してましたね。国語が1番得意でした。
全てを捨てる小6
小6になると、塾内の雰囲気がガラッと変わります。先生たちは目付きが変わり、周りも皆受験に向けて本格的な姿勢を出し始めます。ただ言うても最初がちょっと強ばってるだけで慣れてくるとみんな普通に小学生です。小5よりちょっと厳しいぐらいであまり変わらない。
授業は演習中心になっていきます。
算数では今まで学んだ内容を一通りもう一周していき、膨大な演習量を積んでいきます。とにかくやる量が多い。宿題も多い。
国語ではさらに長い長文を読んで長い記述の練習をしたり、文法、語彙を総復習します。後半はひたすら入試演習をしまくります。
理科は知識を総復習すると共に実験観察等の記述や計算などの分野も学びます。こちらも演習量が多い。
一方社会では前半で歴史と公民分野を完全に終え、後半で地理歴史公民また時事問題等を総復習して確実に知識を定着させてきます。年号100(150?)問テストとかはまじでやばかった。
授業は週2日一日80分×三コマの通常授業に加え、75分×4コマの土曜日特訓があり週3日になります。
しかし後半になるとSS特訓という日曜特訓が始まります。これはそれぞれの志望校に特化した演習を行うことを目的とした授業日です。前半では単科講座と言って強化したい科目や苦手な科目を補強するための授業をします。後半では自分の志望校のクラスに入って志望校に特化した授業を行います。原則として足切り等はないです。朝から晩まで約10時間勉強しっぱなしになります。最初はキツくて堪らないですが、徐々に慣れます。友達の存在が大きいと思いますね。先生たちも面白い人ばかりだったので、ある程度は勉強を楽しめました。
そして受験前最後の2週間は、小6であるにもかかわらず1日12時間勉強みたいな生活をする人がかなり増えます。自分は学校を2週間ほど休み、ひたすら過去問を解きまくってました。確か、9時に起きて夜1時ぐらいまでひたすら勉強してみたいな感じでした。正直SAPIXで洗脳済みだったのでそんなにキツくなかったです。
2月1日、案外緊張はしなかったです。頭の中ではこれで人生が決まるんだとか考えていましたが、模試を何回も受けていたからか意外と落ち着いて受けることが出来ました。無事受かって良かったです。
自分が中学受験について思うこと
・やるべきか
学校の勉強が簡単であるならやってもいい。別にそうでないならやめた方がいい。
→簡単だと感じているが、実際はテストの点数が低いとかであればしないべき。小学校のテストは適当にやってるとかであれば別だけど。
→受かった人はやって良かったと思うし、受かんなかった人はやらなきゃ良かったと思う。結果が全て。
→小5になるまでに決めるべき。小5後半から塾入るとかだと結構きつい。
・親が7割とかの話
ぶっちゃけあってる
→中学受験当事者は親が良かったら受かったとか言われるとムカつくが、実際あんまり間違ってない。
→なんだかんだ5割はある。「中学受験は親の受験」はさすがに誇張しすぎ。
・塾はどこにするべきか
まじで人による。とりあえずSAPIXとかはやめるべき
→体験授業とかあると思うのでそれでちゃんと合うかどうか確かめるべき
→御三家行かせたいからSAPIXとかはかなり良くない。どっからでも努力すれば全然行ける。
・学校はどうするか
普通に通うべき。友達も大切にするべき
→小6までは小学校の行事とかも楽しむべきだし、友達と外で遊ぶ時間も能動的に作った方がいい。
→小6の最後あたりは休む選択肢も全然あり。落ちることを考えたら少しの学校生活を捨てても悪くは無い。良いとは言わない。
今回は以上です。今の学校は周りの環境がとても良くて毎日楽しいです。ただ、普通の学校でも十分に青春できるし、無理に中学受験させるべきじゃないと思います。
あくまで自分の体験談、意見なので、参考程度にお願いします。