青いバラ と言うのは 具体的には 紫色のバラです、

赤や白は 自然界にあったものらしいのですが

バラの青は 人間がつくり出したものらしいです、



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蕾の時は 赤い色素が目立っていて 赤いバラのようにも見えますが

花が咲くと 綺麗な薄紫となります。


昨年の母の日には シャルル・ド・ゴール(メイヤン作、仏)を買ってもらい

今年の母の日のプレゼントとしては ブルームーン(タンロウ作、独)を買ってもらいました。


今日(5/5) 両方とも咲いたのですが 乾燥しているので 花びらにしっとり感がありません。


シャルル・ド・ゴールはメイヤン作なので パパメイヤンやピエール・ド・ロンサール(両方ともメイヤン作、仏)に 形が似ていて 少しふっくらしています、花びらの数も多いです、


それに比べて ブルームーンは 巻きが少しゆるやかに感じ(花びらの数も シャルル・ドゴールより少し少ない)その緩やかさが高貴に感じられます、


ただ 非常に似ているので 写真だと (特にネットで見たりすると 間違って) ブルームーンの代わりに シャルル・ド・ゴールの写真が使われているのじゃないかしら なんて思うのです。


バラ園では 秋に行くと (関東地方では) 特に元気で綺麗に咲いているのが シャルル・ド・ゴールだったりします。(例、つくばのフラワーパーク、千葉の京成バラ園) 京成バラ園では 数年前に ブルームーンが植わっていた場所に 違う種類の青いバラが植えてあったりしますが、シャルル・ド・ゴールは 同じ場所にずっとあったりします。


つまり 枯れたブルームーンの代わりに 何か別の青いバラを植え替えるのですが

シャルル・ド・ゴールは 丈夫で枯れずに そのまま植わっているのです。


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(青いバラへの挑戦)


1957年 アメリカ フィッシャー作 「スターリング・シルバー」


1957年 ドイツ タンロウ作 「ブルームーン」


1964年      コルテス作 「ケルナーカーニバル」


1974年 フランス メイヤン作 「シャルル・ド・ゴール」



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京成バラ園では 入って中央より左手手前に 青いバラの場所があります、(具体的には 紫のバラが咲いています)

フラワーパークでは 奥の温室の近くに 品種別で植えてあるコーナーがあり そこは一般客が見落としがちな場所なのですが そこに 青いバラのコーナーがあるのです。


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昨年は 丈夫な方が良いと判断して シャルル・ド・ゴールを求め

今年は やはり銘花を育ててみたい と思い 念願のブルームーンを買い求めたのです、(=⌒▽⌒=)




カリンの革製品


ブルームーンの蕾です、

最初赤かった蕾が だんだん色が抜けて 紫色になってきました、

蕾の色の変化も素敵です!




カリンの革製品


金蓮歩 の蕾です、この花は 黄色の花なのですが 蕾には かなり赤い色素が入っていることになりますね、^^

今年は 京成バラ園で この 金蓮歩 と ブルームーン を購入したのです、^^