今日の午前中、両親に別れを告げ東京へ。
父は私が帰るのが寂しかったのか、朝から何回も『何時頃帰るの?』『ゆっくり帰ればいいじゃない』『お昼ご飯食べてから帰りなよ』と言ってきた。
後から母に聞いたところ、父が私に最後の最後まで手料理を振る舞いたかったらしく、お昼ご飯を作ろうとしていたらしい
私は、帰る時間が遅くなればなるほど両親と別れるのが寂しくなるので、帰る準備が整ったこともあり11時頃家を出た。
父は玄関の外まで出てきてくれ、母は駅までお見送りに来てくれる。(いつものパターン)
両親の顔を見て話すと、涙が落ちそうになるので、わざとらしいくらいに笑顔で明るく元気に別れた。(これも毎回のパターン)
今回、父に会うのは1年ぶりだった。
久しぶりに会う父は、ちょっと変わってしまったように思った、、、最初の数日は。
母が1ヶ月半留守にしていたこともあるが、なんか鬱っぽいというか、、、
よく喋り、よく大笑いする明るかった父が、全く喋らない、笑わない、暗いのだ。
その上、寝てばかりいる。
どこか具合でも悪いのかと思うくらい。
そして一番気になったのが父の表情。
なんか人相が変わってしまい、ボォーッとした顔というか抜けたような顔というか、、、
明らかに顔の表情が昔の父と違った。
気になって母に言うと、母もなんとなく表情は変わったかなぁと思っていたと。
後、元々耳は遠かったが、更に遠くなっている。
テレビの音量が驚くほど大きくて、私は耳と頭が痛くなるくらい
実家は戸建ての3階建てで、父の部屋は1階、私の部屋と母の部屋は3階。
父はほぼ1階の自分の部屋でテレビや映画を見ているのだが、音量が大きすぎて、3階まで響いてくる
あんな大音量の中に居て、脳がおかしくならないかなぁと心配になる。
父は2年前に前立腺がんの手術をしたのだが、その後遺症で頻尿に悩まされているらしく、それがストレスで辛いらしい。
もしかしたらそれが原因で鬱っぽい症状になっているのかな。
母はというと、右耳が全く聞こえなくなってしまったらしく、難聴、、、
脊柱管狭窄症で両足が痺れているらしく、ヨチヨチ歩き。
横断歩道を渡る時、信号が青に変わったと同時に渡らないと渡り切れなくなるから心配。
心臓も生まれつき弱くたまに痛くなることもあるし、食道癌もステージ0で毎年検査してるし。。
父も母も心配だらけ。
母に『パパに沢山話しかけてあげて、色々お喋りしてあげて』と言われ、昔の明るかった父に戻ってほしくて、出かける度にデパートで父の好きそうな食べ物を買って行ってあげたり、色々お話しした。
すると、3日前くらいからようやく明るい父に戻ってきて、笑うようになり、表情も昔の父に戻った。
しかも、趣味の一つであるお料理を沢山作ってくれて、、、
昨夜は『みやびちゃんと一緒に食べる最後の夕食だから、食べたい物作るよ』と言ってくれて、朝からスーパーに沢山の食材を買いに行き、私がリクエストした野菜料理を何種類も沢山作ってくれた
『パパも東京遊びに来てよー!』と言うと、『行きたいんだけどね!尿がね、、、』と。
『でも、絶対行くよ!!』と言ってくれた
『ママと仲良くしてね。ママに優しくするんだよ!?』と念を押してきた(笑)
両親と会うのは1年振りだったけど、1年でこんなにも老いが進むのか。
二人とも、昨年よりも明らか老いが進み、二人だけで遠く離れた大阪に置いておくのが本当に心配で辛い。
やっぱり会うのが1年に1回だけは少なすぎるね。
もう少し頻繁に帰れたらいいんだけど、、、
東京の自宅に帰ってきたら、、、
優しい夫が(笑)、家事をたっぷり山盛り溜め込んでおいてくれました(笑)
郵便ポストなんて、私が大阪に行った日から10日間取りに行ってなかったようで、新聞の日付が6/10分から溜まり、その他の郵便物も溢れていた(笑)
両親も心配だけど、留守にすると自宅も大変なことになる、、(笑)