簡単なカスハラ対策 | 英国とミニチュアと私

英国とミニチュアと私

英国に以前住んでいました。
英国関連のコレクションやその他思いつきなど。

 しばらく前に量販店に行ったところ、人気商品の抽選のために入り口は長蛇の列ふたご座

 暑い中、200人以上いたと思います。

 

 突然、DQN系のおっさんが店員に怒鳴りだし、「こんな暑いところで待たせて熱中症になったらどうしてくれるんだ!場所を変えろムキー!」などと騒ぎ始めました。

 

 すると、中年の男性店員が「大人数を扱っていますので、1人1人のワガママを聞いていたら対応できません。我慢できないんだったら、うちで買わないでいただいて結構です真顔」とバッサリ。

 DQNのおっさんは静かになりました。

 

 見事な対応だと思いますグッ

 客が店を選ぶのと同様、店も客を選べます。

 これを「契約自由の原則」と言います。

 

 日本人はこれ知らないんですかね。

 ロンドンにいた頃は、キレて客を追い払う店員とか珍しくありませんでしたが(笑)イギリス

 面倒くさい客には「お前には売らない。二度とうちに来るなおいで」でいいでしょう。

 SNSにいい加減なことを書かれたら、偽計業務妨害罪で告訴。

 

 ただ、問題が2つチョキ

 

 1つは、おかしな店員が増長する危険。

 アキバのフィギュアショップとかにたまにいますよね。

 オタクが制服着ているような社会性ゼロの店員。

 増長したら面倒くさそう絶望

 

 もう1つは、公務員。

 サービスによっては「他に行け」って言えませんよね。

 

 飛行機が大幅に遅れて大パニックになったスコットランドのインバネス空港で、深夜の受付は長蛇の列。

 白人のおじいさんが受付の女性職員に何か怒鳴ったところ、その女性職員は怒鳴り返し、「あなたが冷静になるまで私はあなたの対応はしませんむかつき次の方どうぞ!」

 

 これでいいんでしょうね。

 見ていて胸がスッとしました(笑)。