私が愛してやまない2015年発売のアクションゲーム『ブラッドボーン』。
同作品に登場する謎の女狩人「時計塔のマリア」の可動フィギュアが2023年1月25日にようやく発売されました。
マックスファクトリーのfigma時計塔のマリアDXエディション(税込1万2800円)です。
受注生産で、2021年8月から9月に予約を受け付けていました。
発売延期により、私は1年半近く待ちましたよ
早速レビューしていきます。
まずは概要
いきなり格好いいです
変形武器「落葉」と、銃「エヴェリン」が付属。
ポーズによってはスタンドなしでも一応自立しますが、マントが重いため、スタンドを使用するのが基本。
この人、何者?
ゲーム中では、いわゆる中ボス。
時計塔内部でイスに座ったまま死んでいる女性の死体に触れようとすると、「死体漁りとは感心しないな」と言って立ち上がり、激しい戦闘に突入します。
体格が普通の人間よりもひと回り大きく、このフィギュアも通常のfigmaよりデカイです
※ マックスファクトリーのfigma狩人と比較。なかなかのボリューム感。
マリアが何者なのか、ネット上では様々な考察・解釈がなされていますが、ほぼ争いのないところで言うと…
大昔の狩人であり、不死の女王の傍系。
エリア「漁村」に隠された過去の秘密を守っており、真相に近づく主人公を殺そうとします。
商品レビュー
御尊顔とエヴェリンのアップ。
顔立ちが整っていて良いですね。
ちなみに、後頭部のおさげは、根元から上下に可動します。
エヴェリンの全体に細かい彫刻が施され、見応えがあります。
ナギナタのような「落葉」は、設定どおり分離して二刀流にすることが可能。
上半身の可動域が広く、figma狩人よりも遊びやすいと感じます。
下半身は、腰部の衣類が邪魔をして上の写真くらいまでしか腿を上げられませんが、膝はよく曲がります。
遊ぶときの注意点
手のパーツに落葉を握らせるのがタイトで、破損しそうで恐いです。
写真の矢印部分が他の部分よりも少し細いので、手のパーツの親指と人差し指の間をそこに通す感じでアプローチすると、少しだけ楽に持たせられます(細い分、折れやすいとも言えるので慎重に)。
DXエディション
DXエディションには、イスと、これに脚を組んで座るための専用下半身が付属しています。
「脚を組む」のは普通の可動フィギュアには難しいのですが、腰から腿を丸ごと取り替えるという潔さ
脱着が比較的スムーズにできるので安心して遊べます。
イスに座らせてイメージイラストを再現できます。
DX版には落葉の鞘も付属しています。
装飾も精巧で、イスの脚や手すりのデザインも芸術的
さらに、DX版には血刀エフェクトも付属します。
ドロッとした静脈血みたいな質感で、随分リアル
血刀は、かなり大きいのですが、普通に保持できています。
アームの延長パーツも付いており、浮遊状態も再現可。
これは通常版にも付いているのかな?
ちなみに、GOODSMILE ONLINE SHOPで予約すると、特典として、時計塔内部の床をイメージしたLサイズfigma台座が付属します。
イスに座った状態にジャストフィット。
床板の柄がプリントされているだけなので、あくまでもオマケ程度ですけどね。
特典付きのものを転売屋から高値で買う価値はないと思います。
総評
期待を裏切らない名フィギュア
ゲームキャラのfigmaにハズレなし…ですね。
隻狼、狩人に続いて3体目の購入ですが、大満足しています。
フロムソフトウェアの原作デザイン自体が素晴らしい点も大きいですが、質感や雰囲気、細部をよく再現したフィギュア製作技術も大したものだと思います。
あえて言うなら、今後の商品では武器の持たせにくさが改善されるといいなと思います。長く大事にしたいので。
手首と武器の柄を一体化したパーツを付属すれば良いのかもしれませんが…贅沢でしょうか。
figma狩人同様、アンティークみたいな趣があって、イスに座らせて飾っておくとインテリアとしてもなじみます。
大変気に入りました。