以前、当ブログで御紹介した絵夢トイズのダークソウル・デフォルメフィギュアの「ジークマイヤー」。
その後、毎日エサを与えて大事に育てたところ、立派に成長しました。
…などという不気味な冗談はさておき
後者は、今月アートスピリッツから発売されたQコレクション「カタリナ騎士ジークマイヤー」(税込7480円)です。
非可動のスタチューです。
簡単にレビューを
コイツ誰?
ゲーム『ダークソウル』に登場するちょっとマヌケな冒険者。
同ゲームは、2021年11月にイギリスで開催されたゲームの祭典(Golden Joystick Awards)で、過去最高のゲーム(Ultimate Game of All Time)に選ばれました
※ GamesRaderの動画。
スーパーマリオでもポケモンでもドラクエでもなく、『ダークソウル』。
さすが目が肥えていらっしゃる。
パッケージ
クリアパッケージですが、御覧のとおり、フィギュア本体がビニールで覆われているため、外からはよく見えません。
現物の状態をチェックして買う派の私にとっては、視認性が悪くてちょっと不便でした
輸送中のキズを減らす配慮なんでしょうけどね。
塗装
デフォルメながら、リアルなウェザリングが全身に施されています。
秋葉原で7つほど現物を手に取って比較しましたが(←不審者)、手作業で塗っているらしく、それなりに個体差がありました
小さなエラーとして、頭部の黒い穴に白っぽい塗料が多少入り込んでいるもの、ベルトのバックルが上下にやや開いているもの、盾の模様が塗料で一部つぶれているものも。
全体色の明るさやウェザリングの強さの違いもあり、可能であれば現物から好みの一体を選んだ方がよいと思います。
ただ、全体として悪くない水準。
もうちょっとスミ入れしてもいいかな…と思う箇所はありましたが、自分で修正しても楽しそう
付属品
付属品は台座と剣、説明書(盾は取り外し不可)。
台座なしでも自立しますが、台座のピンを足裏に挿した方が安心。
剣の鍔の模様や、年季の入った刀身の雰囲気がよく表現されています
サイズ
全高約13センチ。
マックスファクトリーのfigma狩人とサイズ比較。
一般的な可動フィギュアと比較すると、背丈はやや低いです。
ただ、見た目のボリュームがスゴイ(笑)。
重さは意外と軽め。
材質はPVC(ポリ塩化ビニル)とABSとのことです。
総評
一見アンティークみたいな渋さが非常に良いです
置物として上品。
あと存在感がすごい(笑)。
デフォルメのバランスもいいですね。
『ダークソウル』らしいリアルさを出しつつ、かわいらしさも表現するという難題をうまくクリアしていると思います。
冒頭で御紹介した絵夢トイズのフィギュアと並べると…
ジークマイヤーとその娘のジークリンデのようにも見えます
一方、お値段の設定(税込7480円)が気軽にコレクションするにはちょっと高いかなぁ
手間がかかっているのは分かりますけどね。
秋葉原某所で6280円だったので買いましたが、定価なら買わなかったです。
ここらへんは個人の感覚なので、納得出来るのであればオススメ。
クオリティは高いです