1981年からテレビ放映されていた『百獣王ゴライオン』。
私は、アニメを1話も観た記憶がないのですが、Wikiによると、舞台は西暦1999年で、地球は第三次世界大戦により既に壊滅している設定だったそうで
グッドスマイルカンパニーから今年の5月に発売されたMODEROID(モデロイド)ゴライオン。
いよいよ合体です。
合体っ(絶叫)
格好良すぎ
ボーンペイントを使って超合金風に仕上げました
キラキラ感にステータスを全振りした作例です。
大人のゴライオンという感じに仕上がって、大満足
合体変形してなんぼのプラモなので、遊びやすさを考慮し、コスレる部分は成形色のままにしています。
ガチャガチャ遊べるぞっ!
成形色による徹底した色分けと豊富なシールの付属により、素組でも全然格好いいと思います。
誰もが感動する胸部エンブレムの成形色による色分け↓。
塗装派にとっても塗り分けが容易です。素晴らしい
付属品
獣王剣とスペースカッター。
各ライオンの口の中に武器を保持するための穴があり、しっかり保持できます。
ダブルソード。
膝立ちもバッチリ。
バンダイの超合金魂ゴライオンにはできないポーズですね。
腕も脚もかなりよく動きます。
あとはネコちゃんたちが各自くわえる刃物、となっております。
原作では、それぞれ火器も装備していたらしいですね。
残念ながら本キットでは付属していません。
製作上の注意点
本商品はABS製。
ラッカー系塗料で塗装する際の留意点は、過去記事のとおり。
少し付言すると、「モデロイドのABSは固いので塗装してOK」という説がありますが、本キットに関して言うとパーツによりけり。
「ABS」と言っても成分の配合によって性質が全然違うので、一概にOKとは言えないと思います。
ボーンペイントによる塗装手順や留意点についても省略。
最後に1点
全体的にパーツがぴったりと合ってくれる良キットなのですが、ごく一部、かなりタイトな場所があります。
この腹部のボールジョイント。
同様のボールジョイントが足首にもあります。
いずれもタイトすぎるのでヤスリがけが必要です。
腹部については固すぎて回転させたときにねじ切れてしまいました。なんじゃこりゃ
キットに対する愛とプラ棒で修復しましたが、心が折れてしまう人もいるでしょう。
これから作る方はお気を付け下さい
総評
大・満・足
ゴライオンの頭部がもうちょっと大きくてもよかったかなとか、(本稿では省略していますが)両足首はあと少し工夫すれば完全変形にできたんじゃね?とか、不満がゼロではありませんけどね。
それでも、ガンプラにも匹敵するハイレベルの技術が詰め込まれたキットですし、塗装すると一気に高級感が出て化ける良キットだと思います
もちろん素組派にもオススメですよ。