おうち英語のご質問② 少し大きなキッズ向け

 
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愛知県 名古屋市天白区平針
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LILI PANです☆
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英語教室LILI EnglishのYuriです☆

-資格-

・カリフォルニア州ロサンゼルス教育庁感謝状
・Education Development Center USA感謝状
・中高英語教諭
・児童英語教育指導員
・日本語講師
・子育て支援員
・食育インストラクター
・おうちパンマスター 
 
今回は2回目、生徒の皆様から頂いたおうち英語に関するご質問をまとめました。
こちらは幼稚園生〜小学生向けです。




①「英語を話すのを嫌がったりするようになりました。」

→しっかり保護者の方がおうち英語に取り組まれている証拠です^ ^
英語拒否の時期は、多くの日本語環境で育つキッズに訪れます。

その理由として、
・お友達の前で英語を使うのが恥ずかしい
・なんで日本語が通じるのに英語を使わないといけないかがわからない
・保護者の方のおうち英語の熱意が強くて、それに反抗したい
などが挙げられます。

私も幼少期に英語拒否を経験した一人です。
英語環境を整えてくれた母親が、家以外(特に友人の前)で英語を使うことがとても恥ずかしかった思い出があります。

でもそれはほんの一時期だけ。

拒否反応が出てきたら、
おうち英語はスローダウンしましょう。

無理強いすると英語嫌いに繋がってしまうので、
おうち英語の環境はそのままに、
様子を見る時期を作ってあげれば必ず戻ってきます。

親から自立しようとしているこのような時期は、
・英語で歌うかっこいい歌手の動画を見てみたり
・保護者の方が英語を学ぶ姿を見せてみたり
・英語を通したゲームをしてみたり
あれこれ言うのではなく環境を整えることに力を注ぎましょう。

セサミストリートの公式サイトでは
無料のゲームやお絵かきがタブレット上で楽しめます。英語の指示に従ってピザを作ったりと
幼稚園生や低学年のキッズには楽しめるコンテンツが多いです。↓

②フォニックスを学ばせた方がいいんでしょうか？

→結論から言うと、学んだほうがこれからの英語学習にとても有利になります。

フォニックスというのは簡単に言うと英語の”音”です。

日本語で「あ」はどのような場面でも「あ」と読みますが、英語では「a」だけでも様々な読み方があります。

日本での英語学習者は
初めて見る英単語に対してローマ字読みをしてしまうミスがとても多いのに対し、

フォニックスを学んでいれば
英語の音を予測することが出来るので
・聞いたら書ける
・見たら読める
という事に繋がります。

英語絵本が読めるキッズは
しっかりフォニックスを習得出来ている証拠ですね。


今後の学習効率を上げるためにも
フォニックスは学んだ方が良いです。

どうやってフォニックスを学ぶの？
とお思いの方も多いと思いますが、
“丸暗記”しかありません。

ただ、そんなに焦って始めなくても大丈夫です。

初めはABCの歌でアルファベット、
そこから英語に慣れていき
小学生のうちにフォニックスを暗記できたらいいと思います。

そんなフォニックスの教材を下記まとめてみました。


・フォニックスの歌
“phonics”とYouTubeで検索したらかなりの数の動画がヒットします。
その中でも初心者さんは歌で覚えてしまうととっても簡単です。
前回の記事でも紹介しましたcocomelonの中にフォニックスの歌があり、1歳の娘でも「Apple, a, a, apple!」と教えていないのにもうフォニックス読みまで覚えてしまいました。




・Dr. Seussシリーズ
歌はちょっと幼稚だな〜と思う少し大きなキッズにこちら。Dr. Seussシリーズは欧米でも定番のフォニックスを学べる絵本です。
CD付きでも販売されているので、
読みに自信が無かったら音声を聞きながら一緒に読んでいくと良いです。

私も買い集めていますが、
フォニックスだけではなく英語独特のリズムを学ぶ事が出来、このリズムが好きな娘は何度も読んでと絵本を持ってきます。

フォニックスを暗記していれば
簡単に読み進められるようになっているので
親子で競争してもいいかもしれないですね^ ^


・Hooked on Phonics- Learn to Read
アメリカで最も有名なフォニックス教材シリーズです。
レベル別になっており、DVDと絵本がついています。
「子どもが自分で絵本を読めるようにする」というコンセプトでつくられているシリーズです。
フォニックス初心者の場合はネイティブの3〜4歳向けから始めてみましょう。




生徒の皆様より特に多かった質問を2記事にまとめてみました。

その中でも1番私が伝えたいこと
「おうち英語は”楽しい”が基本！」
ということです。

小学校から英語が始まったり、
大学入試の英語にスピーキングが入ったり、
グローバル化に伴い日本も重い腰をやっとあげようとしています。

まだまだ現場が追いついていないのが現状なので、
我が子の英語は大丈夫だろうか、と焦りを感じている保護者の方も多く見受けられます。

その焦りが子供達へのプレッシャーとなってしまっている様子も見られるようになりました。


でも日本語環境で育つ子供達にとっては
英語は第二言語。
第二言語を学ぶ上で楽しくなくなってしまったら学ぶ意味を見失ってしまいます。


なので中学生にあがるまでは
机に向かってワークブックをさせていく、というような英語学習スタイルはあまりお勧めしません。

五感をフルに使いながら
読んだり、話したり、聞いたり、見たり、
ときには身体を思いっきり動かしたり、

子供の興味関心に寄り添った英語教育が
受験英語にとどまらない、英語を学ぶ上での無限の可能性を見させてくれると信じています。





 
 
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