【リリーズ池尻スタジアム ~東京野球ブックフェア~】 | 監督のささやき戦術

 当スタジアムの歴史上初めて、神田以外で商売をしてきた昨日の話をさせて頂く。

 

 

 かねてからの予告通り、討って出た先はこちら。

 東京・池尻にある「世田谷ものつくり学校」を会場に開催された、『東京野球ブックフェア2016』である。

 

 「東京で野球(居酒屋)だから、参加資格があるだろう」と、ブックの部分には目を背けて出店申し込みをしたのは、以前お伝えした通り。

 「ブック関係ないから駄目」と一蹴されることなく、出店希望が無事受理され、この日の「ビジター営業」を迎えられたのである。

 

 

 多少迷子になりながらも、10時に会場入り

 周囲を見回せば、名だたる出店者の方々ばかり。今更ながら場違いなところに紛れ込んでしまった事をひしひしと感じつつ、11時の開場に向けて設営を進める。

 当スタジアムに与えられたのは、長机1/2分のスペース

 そこに出現した、1日限りの「リリーズ池尻スタジアム」は、目がちかちかするレベルの、会場内一番の派手なブースであった。

 

 机の前に下がっているのは、わざわざこの日のために作製したビニール製看板である。

 最近当スタジアムに新加入した「監督3号」も、せっかくなので連れてきた

 

 

 無事に設営を終え、あとは11時の開場を待つばかり。

 来場者が増えてくるのは午後からであろうと推測し、せっかくのビジター営業だし、午前中のうちにこの臨時スタジアムから「みんな来てね!」的ブログでも発信しようかと、背負ってきたPCを取り出そうとしたところ…

 開場と同時に一気に雪崩れ込んでくる来場者で、会場は一瞬にして混雑率180%の電車内くらいの様相を呈する。とても内職などしている余裕はなかった。

 

 特に、はす向かいでブースを構えていたカネシゲタカシさんと、同じ並びでふたつ隣の巻き毛とおかっぱさんの行列が半端なく、最後尾が会場に収まり切らないほどに。

 

 

 その人気ブースの下流に位置していた当スタジアムのブース。

 

 これ幸いにと、流れてくる来場者にせっせと『桃色ポケット日程表』を配布する。

 

 

 各種桃魂グッズの他、今回の『東京野球ブックフェア』用に作成した『コラボ缶バッジ』を引っ提げて参陣した当スタジアムの戦果はというと…

TYBFバッジ

 結論から言うと、予想外に売れたのである。

 

 用意していったその『コラボ缶バッジ』はほぼ完売

 それ以外にも、『桃魂シュシュ』が結構売れたほか、『桃魂Tシャツ』『桃魂カジュアルキャップ』まで購入者が現れた上に、『フランク三浦 桃魂2015モデル』もなんと4本も売れたのであった。

 

 

 来場者と、他の出店者の皆様を微妙にざわつかせたのが、このノベルティであった。

サイズ感

  「派手!!」「無駄にでかい!!」という多数の褒め言葉かどうか微妙な感想と、「まあ便利ではある」というごく少数の賞賛のお言葉を頂戴した、『東京野球ブックフェア』限定『桃魂ショッピングバッグ』

 

 『コラボ缶バッジ』の売れ行きが好調だった要因は、「200円のバッジを買うと、バッジの売価の倍以上の原価のかかった袋がついてきますよ」という、自爆テロ商法をカミングアウトするスタイルのセールストークによるものが大きかったと思われる。

 

 おかげで、会場内外はど派手な桃色の袋を持つ参加者がいたるところに見受けられる状況となる。

 午後から来た来場者からは、「この袋持ってる人、三軒茶屋の駅前で見た!!」「渋谷でも見た!!」という目撃情報まで寄せられ、「目立つ袋を来場者に持たせ、各地でサイレント工作員として働かせる」という当スタジアムの目論見は、一定の成果を上げたようである。

 それがどれだけ店の宣伝になったかは、まるっきり不明だが…。

 

 

 隙を見て、よそ様のブースも見て回る。

 終日、ほとんど途切れることなく来場者があったため、あまりじっくりとは見て回れなかったが、いくつかグッズを仕入れてきたので、それはまた改めてご報告させて頂く。

 

 ちなみに、出店されていた全てのブースにご挨拶に回り、『桃魂ショッピングバッグ』を押し付けて回るという暴挙に出たみたのだが、皆様ご丁寧に応じてくださったのだった。

 

 

 11時から18時まで、7時間というそこそこの長丁場であったが、とにかく来場者が途切れず、過ぎてしまえばあっという間であった。

 

 「行ったことはないけど知ってる」「いつか行きたい」というお声を多数頂いたほか、久々にお会いする方や、毎度お馴染みの常連様まで、多くのお客様にお声がけを頂いた今回

 2年前、原宿で開催された『世界の野球展』に足を運んだ際には、顔見知りなどほとんどおらず、ただ一人で浮きまくっていた事を思い返せば、現在も浮いている事に変わりはないものの、多くの方々との繋がりが広がってきているのが実感でき、居酒屋冥利に尽きる思いであった。

 

 当スタジアムをご存知ない大半の来場者の方も、「なんだこいつ…」という怪訝な顔をしつつも、『桃色ポケット日程表』は受け取ってくださった方が非常に多くいらっしゃり、「名を売る」という最大の出店目的も、多分ある程度の成果は上げられたのではないかと思われる。

 

 

 ご来場頂いた全ての皆様出店者の皆様、そして参加を快く認めてくださった『東京野球ブックフェア』さん本当にありがとうございました

 

 またこのような機会があれば、臨時スタジアムを出店したいと思う。

 

 

 『東京野球ブックフェア×リリーズコラボ缶バッジ』は僅かに残ったので、ご希望の方がいらっしゃれば、当スタジアムで販売する。

 当日「行きたかったけど予定が合わず…」という方は、ぜひこいつで行った気になって頂ければ幸いである。

 

 『桃魂ショッピングバッグ』は、最低発注ロットの関係でまあまあ余っているので、『缶バッジ』の他、各種桃魂グッズをお買い上げの方に、なくなるまで進呈する。

 いないとは思うが、「袋だけ欲しい!!」という方は、応相談で。

 

 

 4年目を迎えてそうそう、新しい体験が出来た当スタジアム。

 今後も居酒屋の枠組みにとらわれず、いろいろな事に首を突っ込んでゆきたいと思っている当スタジアムへの皆様のご来場を、引き続き心よりお待ちしております。