今回は、つい先日12球団分揃った「2016年ファンクラブ会員証」を見ていきたいと思う。
![全球団](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/ba/9a/j/o0500037513578330458.jpg?caw=800)
まずはパリーグ6球団編から。
参考資料として、昨年の会員証も並べてみた。
特に断りのない限り、各球団とも一番ベーシックな「レギュラーランク」である。
では昨季順位順に上から見てゆきたいと思う。
◆福岡ソフトバンクホークス◆
![ホークス](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/e5/8c/j/o0500037513578330459.jpg?caw=800)
![H2015](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/65/e6/j/t02200165_0500037513578347668.jpg?caw=800)
①デザイン
球団カラーのイエロー地に球団ロゴを大きくあしらった、いたってシンプルなもので、マークが変わった以外は昨年とほぼ一緒である。
②名前
裏面にカタカナで印字済み。
③会員番号
表面右上に印字があり、桁数は8桁。
裏面には来場ポイントサービス「タカマル」番号とバーコードが印字されているが、これは会員番号の頭に1を加えただけのもので、わざわざ分ける意味はよく分からない。
継続の場合会員番号は変わらず、頭ふた桁が入会年度を表しているようである。
表面、裏面ともに前年比較でほとんど変化がない会員証であった。
◆北海道日本ハムファイターズ◆
![ファイターズ](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/ae/46/j/o0500037513578330460.jpg?caw=800)
![F2015](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/4e/6b/j/t02200165_0500037513578347669.jpg?caw=800)
①デザイン
2015年まで、継続年数によるランクでカードの色が違っていたファイターズは、今季から「マイスター制度」という、簡単に言うと前年球団に落としたお金に応じてランク分けされるシステムが導入され、結果デザインが一新された。
うちのカードは5段階中3番目の「スリースター」だが、他のランクのカードの色、デザインは不明。
②名前
裏面にカタカナで印字あり。ただしフォントサイズは小さい。
③会員番号
裏面、名前の上に印字がされており、桁数は10桁。併せてバーコードも印字されている。
ランクシステムは大きく変わったが、継続の際の会員番号継承パターンは変わらずで、10桁中3、4桁目の数字が入会年度を表している模様。
批判的な声も少なくない「マイスター制度」元年に注目である。
◆千葉ロッテマリーンズ◆
![マリーンズ](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/60/5c/j/o0500037513578330457.jpg?caw=800)
![M2015](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/b7/d2/j/t02200165_0500037513578347667.jpg?caw=800)
①デザイン
レギュラー会員=シルバー地という基本は変えず、プリントされているデザインのみを変更してくるマリーンズ。
今季は中央にボールがデザインされたシンプルなものであった。
②名前
印字はなく、裏面の署名欄に自分で書いてね方式である。
③会員番号
表面に、印字ではなくクレジットカードのように銀文字で立体的に刻印されており、このスタイルをとっているのは、マリーンズ含め2球団のみである。
有効期限も刻印されているのも、クレジットカードっぽい。
10桁の会員番号は、継続であっても毎年新しいものが付与されるシステムである。
その立体刻印のおかげでなかなかゴージャス感はあるが、それは同時に財布に入れるとやや嵩張るという弱点とも言える。
◆埼玉西武ライオンズ◆
![ライオンズ](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/e8/3b/j/o0500037513578331895.jpg?caw=800)
![L2015](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/26/f5/j/t02200165_0500037513578350208.jpg?caw=800)
①デザイン
例年デザインに写真をあしらっているライオンズは、今年は大きく方針転換し、至極シンプルなものに。
てっきり無地かと思ったら、よくよく見ると背景にうっすらとプリンスドームの場内写真があしらわれていた。
②名前
印字はなく、自分で書いてね方式だが、その署名欄は全球団最小のサイズであった。
③会員番号
その小さい署名欄の下に、これまた小さい数字で10桁の会員番号が印字されている。
ライオンズも、継続でも毎年新しい番号が付与されるファンクラブである。
個人的に使用頻度がかなり高いライオンズファンクラブ会員証。今季も多数お世話になるであろう。
◆オリックスバファローズ◆
![バファローズ](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/fc/b0/j/o0500037513578331897.jpg?caw=800)
![Bs2015](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/77/e2/j/t02200165_0500037513578350592.jpg?caw=800)
①デザイン
レイアウトが多少変わっているが、全体的な印象はあまり変わらないバファローズの会員証。
濃紺地に白文字という基本設定は不変のようである。
②名前
こちらも署名欄に自分で書いてね方式である。
③会員番号
裏面の署名欄の上に10桁で印字されている会員番号は、継続でも毎年変わるシステムを採用。
会員番号の他に、「セブンチケット購入番号」というふた桁の数字も併記されている。
過去3シーズン、ホームゲームに毎年1試合しか行けておらず、ほとんど活用の機会がないこのカード。今季はどうなるか…?
◆東北楽天ゴールデンイーグルス◆
![イーグルス](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/c3/d0/j/o0500037513578331896.jpg?caw=800)
![E2015](https://stat.ameba.jp/user_images/20160227/18/lilies-takahashi/74/88/j/t02200165_0500037513578350593.jpg?caw=800)
①デザイン
我がご贔屓イーグルスファンクラブは、昨年までゴールド(10500円)に入会していたが、今季より清水の舞台から紐なしバンジーに挑む心持ちで、最上級ランクのブースターに入会してしまった。お値段なんと10万500円也。
その超高級ファンクラブの会員証であるが、デザインがいかにもお店のポイントカード然としたものなため、正直特にラグジュアリー感はない。
それでも投じた金額の事を思うたびに、個人的には心震える…。
②名前
昨年まで漢字フルネームが印字されていたが、今季は署名欄に自分で書いてね方式になった。
これは会員証に「Rポイント」機能が追加されたためなのか、あるいはブースターだけそうなのか、他のランクの会員証と見比べていないので不明。
③会員番号
昨年まで継続時番号引継ぎだったのだが、今季よりファンクラブ会員番号と「楽天市場」のIDの連携が行われたため、会員番号が変更になり、12球団最多となる16桁の新しい番号が付与されることになった。
色々と新しくなったイーグルスファンクラブ。やはりご贔屓ゆえ今季も最も使用頻度の高い会員証になるであろう。
折角なので、どや顔でブースターのブラックカードをひけらかしたいと思う。
以上、パリーグ6球団のファンクラブ会員証を観察してみた。
ご存知かと思うが、特に発見や蘊蓄があるような観察ではない。ただ見てみただけである。
こんな調子で、次回はセリーグ6球団編をお送りしたいと思う。
ちなみに、当スタジアムにはもちろんファンクラブもなければ会員証もないが、それに近いものが公式保護団体『萌える桃魂』と、その団員の証である『フランク三浦 桃魂2015モデル』である。
絶賛されていないが発売中であるので、よろしければおひとつどうぞ、とさらっと宣伝しておく。
各球団のファンクラブグッズの見物がてらの皆様の当スタジアムへのご来場を、引き続き心よりお待ちしております。