夏野球真っ盛りの今日この頃。
「野球の夏」を大いに満喫すべく、この日曜月曜の2日間でいずれも「NPB以外の野球」に立て続けに足を運んできたので、それらの模様を順にレポートさせて頂く。
本来は休場日の日曜日、19日の話である。
この日は毎度お馴染社会人サークルJAMさん主催の『野球好き婚活パーティ』の貸切営業で臨時営業だったのだが、その出勤前に時限観戦で足を運んだのは、最近なんだかんだでよく足を運んでいるこの球場。
当スタジアムから二駅隣のご近所球場、東京ドーム。
ご覧の通り、只今開催中の『第86回都市対抗野球大会』を観戦にやって来たのである。
18日に開幕した大会は、この日が2日目。
32チームが出場する本大会。
応援にやって来たのは、東北代表2チームのうち、地元仙台市代表であるこのチーム。
2年連続25回目の出場を誇り、小坂誠選手や攝津正投手などを輩出したことでも知られるJR東日本東北である。
昨年も応援に行ったので、2年連続の観戦となる。
そのJR東日本東北の初戦は、大会2日目の第2試合。
相手は出場28回目を誇るJR東海(名古屋市代表)。
今大会に6チームも出場している「JRグループ野球部」同士による同門対決であり、ともにプロ野球の本拠地である政令指定同士の対戦なのであった。
第2試合の開始予定時刻である14時の30分前に球場に到着すると、周辺はとんでもない人だかり。
どうやら第1試合が長引いて第2試合の開門時間が遅れたようで、前の試合の観戦後の観客と、次の試合の入場待ちの列とでごった返していた模様。
おかげで炎天下の中を45分ほど待たされることに…。
そんなわけで、入場前にだいぶ体力ゲージを削られはしたものの、プレイボール10分間にようやくドーム入り。
1階のJR東日本東北の応援席は既にほぼ一杯で、2階席の前の方に着座。ちなみに側は一塁側。
この試合のスタメン。
始球式に登場した仙台市長とむすび丸。
むすび丸、いつもの甲冑姿ではなくずいぶんと軽装である。
ほぼ真下なため死角になって見にくかった応援団のステージ。
試合冒頭の、仙台駅長による「出発進行!」のコール。うしろのレモンの輪切りみたいな奴、去年もいた。
伊達の武将隊は、威勢よく勝鬨の声で景気をつける。
政宗兜のこの方、眼帯はしていなかった。
JR東日本東北の先発は左腕のエース、西村投手。昨年と一緒である。
濃緑のユニフォームがカッコいい。
対するJR東海は、ぱっと見「ジャイアンツの橙魂?」と見紛う鮮やかなオレンジ色のユニフォーム。
同じJRグループといっても、ずいぶんと印象が違うものである。
JR東海と言えば、昨年限りでドラゴンズを退団したこの選手が入部した事で最近話題になった。
「ブーちゃん」の愛称で親しまれた、中田亮二選手である。
身長171センチながら体重100キロを超える巨体は、2階席から見ても十分にそのでかさが分かる。
試合の方は、プレイボールが遅れたため20分ほどしか見ることが出来ず、大半を当スタジアムのモニターで見る事になったのだが、東日本東北が東海を2-0で下して初戦突破。
昨年の初戦敗退の悔しさを晴らしてくれたのであった。
同じ東北代表のもう1チーム、日本製紙石巻は残念ながら同日の第3試合で初戦敗退となってしまったので、JR東日本東北には頑張って頂きたい。
次戦は25日の第3試合なので応援には行けないが、神田からひっそりと勝利を祈りたいと思う。
そして、昨年の大会に出場した同チームからともにイーグルスにドラフト指名された、加藤正志投手、伊東亮大選手(日本製紙石巻からの補強選手)のように、地元チームから犬鷲戦士が誕生する事も期待している。
今月29日まで東京ドームで熱戦が繰り広げられる第86回都市対抗野球大会。
観戦帰りの祝勝会は、二駅隣の当スタジアムへどうぞ。
引き続き皆様の当スタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。