懐かしいオレンジ色のユニフォームを着用したファイターズとマリーンズが初戦を戦っていた同時刻、二駅隣の当スタジアムではとあるイベントが繰り広げられていた。
そのイベントと言うのは…
KONAMIのスマホ、タブレット用ゲーム『プロ野球ドリームナインSUPER STARS（ドリナイSS）』
様々なコンテンツがある『ドリナイSS』の中に、実際の試合の展開を予想して、その予想結果によるポイントをオンライン上で全国のユーザーと競う『リアルタイム予想イベント』というものがあるのだが、定期的に元プロ野球選手が集まり、一ユーザーとしてその『リアルタイム予想イベント』に参戦する、というイベントが開催されているそうだ。
それが金曜日、当スタジアムで開催されたのである…。
この日の『リアルタイム予想イベント』に参戦されたOBの方々はこちらの錚々たる顔ぶれ…。
12球団OB12名のOBで構成されるメンバー、この日は7名の方とプラス1名が集合。
後列右から、広澤克実さん、篠塚和典さん、佐野慈紀さん、駒田徳広さん、前列左に行って石井貴さん、西崎幸広さん、桃色装束を挟んで飯田哲也さん、山﨑武司さん、である。
期せずして、飯田さんは今週2度も当スタジアムにお越し頂く事となったのである…。
佐野さんは予想するOBではなく、このイベントを企画しているベースボールタイムズさんサイドとして、このイベントの模様を「ピッカリTV」というコンテンツで配信するためにご参加されていた。
前列右の女性は、イベントのアシスタントとしてご参加されていたフリーアナウンサーの石田紗英子さんという方である。
余談であるが、このOBの方々、近所のスタバに集合してから当スタジアムにお越しになったそうである。
野球ファンならびっくりして二度見する、野球ファンでなければ明らかにカタギではないいかつい男の集団に不安になったであろうそのスタバのシュールな光景、ぜひ生で見たかった…。
とにかくまあそんな経緯で、プロ野球ファンには一切説明不要のレジェンドたちが当スタジアムに集い、スマホやタブレットを手元に置いて、甲子園のタイガースVSスワローズの一戦を生予想。
こんな光景が展開される。
隠し撮りっぽい構図であるが、ちゃんと許可を得て撮影している。
皆様のお邪魔にならぬ様、こそっと撮った結果がこれである。
元々決して広いとは言い難い当スタジアム、駒田さんや広澤さん、山﨑さんなどの巨漢が一堂に会すると、いつも以上に狭く見えた…。
元プロの一流選手で現役解説者同士ならではの深いやり取りと、正直ただの野球好きのおっさんと何ら変わらないような歓声や怒声とが交互に飛び交う空間、ここでは書けないような様々な裏話やぶっちゃけトークも色々と伺え、単純に一野球ファンとして楽しい時間を過ごす事が出来た。
当スタジアム内片側半分でこのイベントが開催されており、もう半分側には普通にお客様をご案内していたのであるが、OBの方々も結構場内をうろうろとしていた割に、意外とお客様は誰も気付かなかった模様。
溢れんばかりの犬鷲愛を抑えきれず、この方にはお願いしてツーショットをゲット。
ジャイアンとのび太、的な構図になった…。
そしてこの夜お集まりになったレジェンドの皆様にお願いして頂いたのがこちら。
寄せ書き的サイン色紙である。
最初にサインを頂いた篠塚さんの書いた大きさに皆様が合わせたため、謎の余白が上部に生じる結果となったが、そこは上手い事装飾する事にする。
当スタジアムの家宝、もといスタジアム宝にしたい。
このイベントが当スタジアムで開催される事となったのは、『LBL2』でご登場頂いた佐野さんが、KONAMIさんとベースボールタイムズさんに当スタジアムをご紹介頂いたという経緯によるものである。
ただの野球好きが、「野球好きが高じて」のただ一点を拠り所にスタートさせた当スタジアム、節操なくあれこれと首を突っ込んできた事がつながりにつながって得た今回の夢のような機会。
当たり前のように元プロや現役選手が出入りする野球居酒屋の諸先輩方と異なり、こういった事があるたびにいちいち店主が興奮するのは、良くも悪くも店主が「単なる一野球好きの素人」である当スタジアムならではなのだが、今後もいい意味でのミーハーさを持って、「単なる一野球好き」が始めた店がどこまで出来るのかを、とことん追求してゆきたいと思う。
何にしても、無駄に緊張し過ぎていつも以上に疲れたものの、錚々たる顔ぶれに自身の本拠地球場にお集まり頂いた一夜、個人的に、そして当スタジアムの歴史的に、記念碑的一日となった。
この場をお借りして、皆様には改めて御礼申し上げたい。
そんなこんなで激動の週末を過ごし、明日の日曜日は当スタジアムの休場日。
そして明後日月曜日は少々遅めの夏季休暇②で臨時休場日とさせて頂き、連休とさせて頂く当スタジアム。
9月も引き続き皆様の当スタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。