のれんのような気持ちで。「言語化の魔力」樺沢紫苑 | りりーのブログ

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訪れた方が、楽になったり、前向きになれますように。
ポジティブ日記、感謝、本の感想などを書いていきます。

精神科医、樺沢 紫苑(かばさわ しおん)先生の

「言語化の魔力」を読んでいます。

YouTube でためになる動画もたくさん出されています。

 

樺沢紫苑先生は、39歳までバリバリと精神科医をしていて、

たくさんの患者さんを診てきました。

で、そこから米国シカゴに3年間、研究留学。

 

そこで、「アメリカでは人々はもっと享楽的。日本人も、

もっと肩の力を抜いて生きてもいいのではないか…。

日本では精神疾患が100万人もいて、1人1人診察して、

でも、治療には何年もかかって…。

予防に力を入れた方が良い。」と思ったそう。

 

なので、日本に戻ってから、

精神疾患予防のための本を書いたり、

動画で情報発信しているそうです。

先生のサバサバした(でも愛のある)

話し方に落ち着きを取り戻せます。勉強になります。

 

確かに、私も米国留学の経験があるので、

アメリカ人には楽観的な人が多く、

「問題が起きてから悩む」の心構えであることに

驚いた記憶があります。

とは言っても、「美味しいからコーラ2L飲んじゃう。」とか、

「欲しいから、自分が返済できる額をはるかに超えた買い物をしちゃう。」といった、弊害もありますが。

 

享楽的というか、

時代・人・ものの移り変わりが激しい国なので、

いちいち反応していたら身が持たないのかもしれません。

リストラや事故、「嘘でしょう?」と思うようなトラブル…。

そんな物事がある中で、それでも楽しく生きる、

知恵なのかもしれません。

 

日本の文化・教育を受けると、思い詰めやすい。

ちょっと、適度に、

「過去や未来はあまり考えず、今を楽しむ」考え方を

取り入れてもいいのかもしれません。

 

ひまわりやしの木チューリップ

 

閑話休題。

 

「言語化の魔力」の一節。

のれんを思い切りパンチしても、ひらりふわり。

 

精神科医として、患者さんの重い話を聞くときは、

聞く方もけっこうこたえるのですが、

その時は、のれんのような心持ちでいると、

適度に一歩引いて、聴けるのだそうです。

 

そんな風に、

ストレスとなるものを何でも、

ひらっ、ふわっ、と、

受け流して、風の吹くまま。

真正面から受け止めてダメージを受けなくていい。

 

そんな気持ちを持っているだけで、

ずいぶん違うかなと思います。

 

ひまわりやしの木チューリップ

 

風光明媚なダム。秋めいてきましたね…。