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こんにちは!
東京都大田区池上にある
★☆ Liliスペイン語サロンです ☆★
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8月の半ばに
スペイン映画が封切られます。
しばらく前に配給会社さまから
Liliスペイン語サロン宛てに
お知らせやチラシを受け取りました
日頃スペイン映画に触れる機会は限られるので
こうやってお知らせいただいてありがたいです。
なので、
スペイン語サロンの生徒さんにはもちろん、
大学の授業でも学生たちにお知らせをしておきました。
邦題は『美食家ダリのレストラン』(2023)で、
スペイン語の題名はEsperando a Dalíとなっています。
私自身も封切られたらせっかくなので観に行こうと思っていたのだけれど
実は市ヶ谷にあるインスティテゥトセルバンテスで
上映会があり、そちらにお邪魔してきちゃいました
でもその前に、夕方からの上映だったので
近場の市ヶ谷駅前にあるスペイン料理屋さん、
エルチリンギートで落ち合って
コンパクトな時間内で早めの夕食を
お店に到着したのは開店時間数分前
そして開店と同時にお店に入ったのでした。
こちらのお店は店名にもあるように、
アンダルシア地方の海の屋台のような
お魚料理にも力を入れているようです。
実際にこちらの黒板に書かれている
アジとフルーツトマトのマリナーダを食べてみたけれど、
シェリー酒風味のジュレも相まって
爽やかで美味しい一品でした。
スペイン料理でお魚を生で食べるのって
考えてみたら初めてなくらい珍しい
短時間ながらも、一番初めにパエリャを注文しておいたので
スムーズに美味しく食べることが出来ました。
こちらのパエリャはいわゆるバレンシア風。
なので、うさぎちゃんのお肉なんです
うさぎのお肉は知っていても食したことがなく、
今までちょっと避けていたんです。
そういう訳で思いがけずこのパエリャで初挑戦することに。
もう心は無の状態で食べてみました。
感想は、、、当たり前だけど普通のお肉で
どれも美味しかったです。ごちそうさまでした。
さてさて、
急ぎ気味にお店をあとにして
そのままてくてくと会場を目指して。
到着した時間は上映開始20分弱前くらいだったのだけれど
その時点で会場がもういっぱいで
こんなに観たい方々いたのね。
結局後ろから2列目になんとか席を確保して
小さめなスクリーンながらその映画を観ました。
時代背景はフランコ政権末期の1974年。
その中で政治的な理由で身を隠しながら
カダケスの海に面したレストランで働きだす兄弟のお話しです。
エルブジが料理を担当したそうで
いつかダリをお客に迎えたい思いのオーナーたちは
色々な問題があってもカオスの中で奮闘します。
ダリを意識してなのでしょう
映画を通してそのレストランのオーナーの娘が
しょっちゅうチュパチュップス(チュパチャップス)
を舐めていました
作品を通じて
海辺の雰囲気などいつの時代も変わらない風景と
70年代を醸し出す人々の様子やロードムービーのような要素、
そして、その時代を反映して警察の目と地域にいるヒッピーの人々との衝突。
そして主人公たちとヒッピーとの交流やロマンス。
映像ではそんな様々な要素を実際にカオスを帯びた内容の中で
主人公はそこでの料理のあり方と自分の道の追求をしていくのです。
そして、実際にダリがレストランにいよいよ登場して・・・
映像はなかなか良かったかと思いますが
内容はもしかしたら好みが分かれそうかな
上映ののちには
実際にエルブジで働いた経験をお持ちの
山田チカラ氏によるミニトークもありました。
この方はいわゆるエスプーマを日本に広めた方だそうで。
エルブジのお料理は実験的なお料理の魁みたいですよね。
そんなこんなで
美味しい食事のあとに目にも美味しい映画を
楽しむことが出来たひとときとなりました