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こんにちは!
東京都大田区池上にある
★☆ Liliスペイン語サロンです ☆★

アットホームな空間でスペイン語を学びませんか?

どこからでも参加していただきやすい
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しょっちゅう携わっているわけではないけれど、

 

スペインの大学院留学から日本に帰国した後から

 

細く長く続いているお仕事が

 

司法関係の通訳ですメモ

 

 

 

 

 

生まれて初めての経験は警察での取り調べ。

 

 

 

その後、検察庁での取り調べや法廷通訳、

 

時には弁護士事務所でも、そして

 

刑務所へ行ってすでに収監されているスペイン語受刑者に

 

別の地方検察官との通訳で缶詰状態になったこともダッシュ

 

 

 

 

 

実は、

 

初めての法廷通訳の現場では

 

ある意味失敗してしまったことがガーン

 

 

 

まだその頃は

 

裁判の流れが当時まだ掴めきれていなくて

 

前回と同じ事務室みたいなところで通訳するのかと思いきや

 

その日案内されてドアが開いた先が

 

なんと、法廷だったのです ガーン

 

 

 

 

そう、裏側の通路から法廷に入ったのだけど

 

そもそも通訳人の服装の規定は特にないし、

 

まだ当時はスペイン帰りの(今よりは)若い私だったこともあり、

 

黄色いセーターと紫色のカラータイツという

 

法廷では目を引く格好でその日行ってしまったのでしたアセアセ

 

 

 

 

 

法廷内では裁判官はじめ書記官も黒いマントを着ていますが、

 

そこに真っ黄色のセーターの通訳人の私・・・チュー

 

 

 

もちろん、傍聴席からも私は視線を集めてしまいました目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな実地体験の失敗もしつつ

 

法廷通訳ハンドブックを旧版、その後改訂版など

 

この分野に関連する本を購入して

 

ちょっとずつ学びながら今に至っていますニコニコ

 

 

 

 

 

 

本音を言えば、

 

スペイン語の法廷通訳人としてだけで仕事が成り立っていれば

 

もう少し慣れも知識も身につくのだろうとは思いますが、

 

そのようなスペイン語の法廷通訳人の方は

 

都内でもきっとほんの数人かと想像しています。

 

 

 

 

なので、私にとっての法廷通訳の仕事は

 

いつも不意にやってくる感じのお仕事なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

今回のお仕事は、文字通りいきなり法廷通訳をおこなう形。

 

 

つまり、すでに公判が進んでいる日本人被告の事件に関する

 

証人尋問がある日で、

 

スペイン語圏の別件の元被告人だった人への通訳をおこないました。

 

 

 

 

ここで問題になるのが、

 

通訳人である私の予備知識の有無なのです。

 

 

 

 

というのも、

 

質問をする検察官も弁護人もそのスペイン語圏元被告人が

 

どういう事件で何をすでに供述したのかを知っている上で

 

現在進行中の日本人被告の裁判に何か関連するのではと

 

細かな質問を投げかけるわけです。

 

 

 

 

なのに、それを通訳しなければならない私には

 

その日本人被告の件の起訴状や冒頭陳述などを参考に見させてもらっていても

 

肝心な証人であるスペイン語圏元被告人の情報がないまま

 

その日いきなり法廷で通訳するという汗

 

 

 

 

これに関してはほんとうに

 

もう少し通訳人のために

 

何か開示できないものかと思いますねショボーン

 

 

 

 

法廷のぶっつけ本番を

 

そんな状態で始めないといけないのは

 

かなりの緊張を伴うし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の法廷では、

 

ざっと検察官から1時間、

 

弁護人から1時間、そして

 

裁判官からもその後質問が証人へ投げかけられて、

 

私としては2時間半ちかくずっと

 

何に関して質問されるのか分からない中で

 

通訳していたのでした。

 

 

 

 

 

 

証人尋問が終わり、まだ当事者である日本人被告の公判が続く中、

 

私はその時点で法廷をあとにしましたが、

 

もう頭がヨレヨレでした・・・叫び

 

 

 

 

 

ただ、私の通訳によって

 

なにか問題が起きたりしなくて

 

それだけはホッとしました。

 

 

 

 

 

 

今回の法廷通訳は

 

証人尋問でいきなり法廷でそれだけやるという

 

また新たな経験に。

 

 

 

 

 

とても大変ではありましたが、

 

こうやって

 

少しづつ慣れていけるのか手探り気分だけれど

 

努力の積み重ねの大切さも感じたのでしたおねがい