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こんにちは！
東京都大田区池上にある
★☆ Liliスペイン語サロンです ☆★
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あっという間に日にちが経ってしまうので
ちょっと間が空いてしまいましたが、
先週の1週間はイタリアからお友達が仕事で東京に
滞在していました
こちらの都合もあって
なかなかお会いできなかったのですが
ようやく会えたのが
日本滞在の最終日
ちょっとどこかへ行ってから食事をすることになり
どうしようかなと思っていた時に思いついたのが
この展覧会だったのです
そう、イタリア人と一緒に
古代ローマと日本のお風呂施設について取り上げた
テルマエ展を見にいったのでした
会場はパナソニック汐留美術館で
オフィスビルの4階に入っています。
この展覧会は、
ヤマザキマリさんが監修されていることもあり
行った日も会場は賑わっていて
展覧会にしてはポップな雰囲気もあるためか
幅広い年齢層の方々がいましたね
それにしても久々に行ったこの汐留エリアは
高層ビルがたくさん建っていて
とても人工的な地区だなと改めて感じました
一緒に行った彼はとても博学な方で
古代ローマの歴史に関しても良く知っているようでしたが
彼自身もまた東京でこういった意外な内容の展覧会を見て
楽しめていたようでよかったです。
前に、ポンペイ展を見にいったことがあるのですが、
展示内容と奥深さに関してシビアに見てしまえば
今回のものはやや表面的であることは否めませんでした。
でも、
一見何も関係のない二つのお風呂文化を
「テルマエロマエ」の功績も含めて繋げて鑑賞することは
意義深いことでもありますね。
こういった模型も展示されていて
視覚的にもわかりやすくなっていました。
正直、私個人としては
銭湯には親しみがなく、お風呂自体は好きでも
みんなで一緒にお風呂につかる温泉施設に対しても
いまだにやや心のハードルを感じる人なのですが、
古代ローマでも日本でも
社会的立場の垣根を超えて
みんなが一緒にその施設でくつろぐという文化は
とても良いことだなとは思います
私が日本のコーナーで興味が特にひかれたのは
この花王の昔の製品とツムラの看板。
とても時代を反映していて味わい深いです
お風呂の文化は衛生面や健康面にもつながるし
日本の企業の製品開発とも相まっているので
こういった視点からの歴史はとても興味深く思うのです。
実際に、スペイン留学時代に調べていた
1900年前後に発行されていた新聞や雑誌の記事の中にも、
スペインで紹介された日本のお風呂の習慣に関する記事や
日本を彷彿させるデザインの石鹸の広告などがよくあって
当時から衛生面で優れた国日本という位置付けが
良く理解できたものでした。
さて、その後
比較的近くの皇居まで移動して
その周辺をてくてくお散歩しました。
イタリア人友人にとっても
滞在最終日に少し観光めいたことも出来て
とても楽しんでくれているようでした
それにしてもやっぱり
外国人の観光客の方々がたくさんいましたね。
いまはかなりの円安だし
海外から日本に旅行するのは
非常に魅力がありますよね
私も普段はまったくこういった場所に来る機会がないので
彼と共にゆっくり散策できたことは
とても有意義な時間となりました