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先日、
お懐かしいシスターの追悼会に
参列してきました。
このところの天候の不安定さで
その前日が雨だったので
どうなるかと心配していたけれど、
当日は穏やかな薄曇りの日で。
会場は五反田の大学の講堂でした。
雨上がりのお庭では
紫陽花も綺麗に咲いていましたよ
シスターはコロナ禍が広がる時期に帰天し
ウィズコロナとなってからの
追悼会となりました。
個人的な思い出としては、
スペインの大学院留学中に知り合った
日本人でマドリード在住の方がシスターと親しく、
私がスペインから一時帰国する際に
是非シスターを訪問してごらんなさい、とのことで
アポイントを取って実際に修道院へお邪魔して
しばしお話をしたことです
当時の時点ですでに何十年も
マドリードで暮らしていたその方が
お会いするきっかけをくれたのでした。
日本人女性が一人で移住したことは
その時代を考えると
今の私には想像も出来ないほどの勇気が
必要だったのではないかと思います。
その方の近況報告も含めて
シスターとは穏やかなおしゃべり時間となりました。
私の話をニコニコとうなずいて聞きながら
最後は頑張ってねと励ましてくれたシスター。
素朴なひと時ではありましたが
お会いして時間を共有出来たことは
あたたかい思い出です。
そんなお人柄を表すかのような
やさしい笑顔の遺影を見て
懐かしい留学時代の自分をも思い出していました。
多くの方々が追悼会にいらしていて
たくさんの方に慕われていたのだと
改めて感じました。
実は、この追悼会で
もう一つの出来事が
それは、この会場内で
ふいに声をかけていただいたのです。
その方を見て急には思い出せなかった私
そんな私を見てお話していただいて
はっと
なんと、スペインへ留学するさらに前、
修士の学生だった時に
母校の高校に交換留学で来ていた
アルゼンチン人の女の子に
スペイン語を使って日本語をレッスンするために
高校の図書館へ定期的に通っていたことが。
そのレッスンのために私をアレンジした方だったのです
もう数十年ぶりなのに、
私を見てすぐに気付いてくださったとのこと。
正直、心から驚きました。
しかも、当時、
この話を私に直接紹介してくれた人は
その高校の先生でもあり、
当時私が所属していたオーケストラで
同じ団員でもあった方・・・。
その方とも
すでに私は高校を卒業していた時点で
オーケストラでたまたま知り合い、
その方は私の卒業後に
高校に赴任した方だったのでした。
もう、つながりが
めぐりめぐって
何十年も経ってからまた
こういう場面でお会い出来るとは。
かつては
「おてんとうさまが見ている」なんて言葉が
ありましたが、
まさにそんな心境になるような
出来事でした。
そんな経験をして、
これからも
自分に正直に謙虚に生きていこう、と
改めて思った日にも
なったのでした