東京都大田区池上にある
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とても久しぶりに
一人時間を使って
美術館へ行って来ました
場所は上野の
東京都美術館です
来月9日まで開催している
エゴン・シーレ展。
開催が始まった1月の当初から
行ける機会を探していたので
とてもわくわく気分
東京都美術館と言えば
まずは建物の前に鎮座する
この大きな球体
いつも前を通るたびに
立ち止まらずにはいられない
でもそれって私だけでなく
たまたま近くにいたちびっ子たちも
駆け寄っていたので
人間の本能なのかもしれません
28年の短い生涯を駆け抜けた
エゴン・シーレは
繊細で、神経質な感じもあり
それでいて同時に
本質を深くえぐり出すような
パワーもあって
人を惹きつける力を
持っている画家ですね。
特に人物像では
独特の感性で
生と性と死という人間の根幹を
剥き出しにするような
そして見る人を圧倒させるような
凄みを放っているように感じます。
かつて私がスペインの大学院に
留学していた時、
一人暮らしをしていたアパートの壁に
彼の大きな女性像のポスターを貼ってました。
当時の私には
迷いなく簡潔に、でも反対に黒く細い線で
描かれた女性の物語性を感じる絵が
凄く好きだったのです
今となっては脳裏にしか残ってないけれど
懐かしい思い出の断片です。
早熟な天才は
風景画なども色々残しています。
来場者はそれなりに多かったですが
一人きままに鑑賞する事が出来たので
とても貴重で充実した時間でした。
スペイン風邪に感染して
亡くなってしまったエゴン・シーレ…。
彼がもしも
長く生き続けていたとしたら、
年齢を重ねると共に
どんな作品を描いていたのでしょうね。
そんな世界を
覗いてみたかった気持ちもあります。
さて、全ての展示作品を見終わり
あとは帰宅だったのてすが、
せっかくなので？その前に一人パフェを
一人でも楽しくパフェを食べました
とても美味しくて充実の時間でした。
そうそう、美術館では
お決まりで絵葉書を購入して
上野駅ではパンダのおみくじを購入！
これは陶器で出来た可愛いパンダに
小さく丸めたおみくじが入っているものです。
思わずパンダが可愛くて
つられるように買ってしまいました。
家に帰ってからおみくじを開けてみたら、
とても私らしくて
末吉とのこと
堅実に暮らしたいと思います
こんな感じの、平凡だけれど
こういうちょっとした一人の時間って
やっぱり大切だな、と
再認識しながら
帰路に着いたのでした