またまた東京は緊急事態宣言下に置かれていますが、
宣言前に予約していた美容室へ
久しぶりに行ってきました。
午前中のレッスンを終えてグラノーラ食べてからダッシュで家を出たら
駅までもうすぐの距離でマスクを忘れたことに気づき
家に引き返して再びダッシュしても予定の電車に乗れず
慌てた行動はやっぱりダメですね。
お天気は気持ち良く、目黒川の緑も美しかったです。
平日の中途半端な時間帯のせいか
それほど人も歩いていませんでした。
のんびり歩きたいところを遅刻気味だったので
スタスタ早歩きで目的地へ。
案内された席は2Fの窓側だったので、
風が通り青空も見える位置でした
今回のオーダーはカラーリングから。
塗布してもらってからしばらく時間をおいていきます。
なんとなく待っている間に
ふとマドリードの大学院留学時代の美容室を思い出していました。
なんせ私の生活していた時代は
今のようにネットが普及していなかったので、
海外生活をする上で必ず必要な美容室に関する情報も
簡単に得られる感じではありませんでした。
ましてや外国人でマドリードの街にも慣れていない段階で
まだ友人がいるわけでもないし、正直困ってたんです。
今なら困るレベルではないですよね・・・。
しかも(当時の)噂では
左右同じ長さで切り揃えられないお店さえあるとも聞き、
スペインの美容室の技術は大丈夫なのかと心配で(失礼!)
アパート探しも非常に慎重だった私は
持てる第六感を最大限に活用し、街を歩きながら見つけたお店。
その美容室を見て感覚的にここは大丈夫そうと思ったのが、
José Ortega y Gasset通りに面してあった
Llonguerasという美容室でした。
待っている間に手元のスマホで検索したら、ありました
こういうサイトは当然留学時代には存在しなかったし
まともに見たのが今回初めてだったので、
なんだかとても不思議な気分。
当時、思い切ってお店の中に入ってみると
現国王の両親やお姉さまなどの写真が
コルクボードにピンでとめられているのに気づき
いわゆる王室御用達のお店だと
その時理解したのでした
そして、これなら技術的に安心かと考えた当時の私
結局その後ずっとそのお店に通ってました。
創業者のLlongueras氏は名だたる芸術家との交流もあり、
ご自身もアーティストとしても活躍されていたそう。
美容室としては世界規模で支店を広げ、
今ではフランス企業の資本で存在しているようです。
私は大学入学の頃からずっとパーマをかけていて
スペインでもかけていました。
それが、本当にすごくて、
どんなに柔らかなカールをオーダーしても
根元からくるっくるのすごいロングヘアをしてました
いわゆる「ゆるふわヘア」の概念が
存在していなかったのか、技術がなかったのか、
どっちだったのでしょう・・・。
今現在はどうなのかとても気になります
いずれにせよ、
きっと今のスペインの美容室業界は
あの頃とは比べられないほど色々と多彩にあるのでしょうね。
すっかり終わってお店を出てから
電車に乗る前に駅前の蔦屋書店でちょっとぶらぶら。
緊急事態宣言の中ではありますが
静かで穏やかな時間が流れていて、
短時間ながら私もリフレッシュ出来ました