私は私を愛するの | 日々ゆっくりと、わたしを生きる ~繊細なまま、もっと自由に大胆に~

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本、お茶、山や草花、散歩、好きなことや感じたことを綴ります

こんにちは若葉です。

久しぶりのブログです。

 

 

昨日3月8日は国際女性デー。

女性に感謝の気持ちを込めてミモザ の花を贈る、

という素敵な日だったようです。

 

 

 

 

さて。

私は花に携わる仕事をしていました。

体力的にハードで体を壊し辞めてしまったのです。

それがおよそ1年前。

 

 

この1年はまったく違う分野の仕事を

していました。

 

 

1月からたまたま花屋にポツポツ派遣されることとなり、

お店のスタッフの方々と接する中で

やはりまた花に携わりたいと思い始めました。

 

 

 

私は人と接するのが得意ではなく、

過去に販売や接客の経験はあるものの

できれば人と関わる仕事は避けたいと

この1年働いてきましたが、

つい先週、思い切って花屋での販売補助を

引き受けました。

 

 

いつもは裏方の仕事なので大丈夫なのですが、

その日は朝から吐きそうなほどの緊張あせる

 

 

でも、逃げようとは思わなかった。

恥をかいても失敗しても

その日だけはチャレンジすると決めていたから。

 

 

仕事ぶりは残念ながらしどろもどろになりながらの

接客でしたが、

この人生で花屋で接客することはないと思っていたので

「よくやった」と自分を褒めました。

 

 

 

 

その、花屋の店頭に出る日は、

仕事に行くまでに繰り返し繰り返し

SMAPの『世界に一つだけの花』を聴きました。

普段はあまり聴かないのですが、

その日の私には必要な曲でした。

 

 

よく聴いてみると歌詞に思い当たる節がありました。

 

 

花屋で店頭に出す花の下準備をしていると、

小さい花も大きな花もある。

目立つ花も地味な花もある。

「こういう花を買う人はいるんだろうか?」

と思うような花もあるキョロキョロ

色もそれぞれ。

 

 

でも、好き嫌いはあってもどれも綺麗なんですね。

 

 

私はそんなたくさんの花を見ているうちに、

自分は花にたとえるととても地味な花だなぁと

ふっと思いました。

 

 

以前の私はもうとにかく「バラ」が一番!!

と思っていたので

バラばかり飾っていたりした時期もあるのですが、

 

 

こんなにたくさんの種類の色とりどりの花を

間近で見ていたら

 

 

「ああ、地味でも小さくても尊いな。美しいな」

と感じられるようになり、さらには

 

 

「たとえ自分が地味な花でも、

どんなに頑張ってもバラになれなくても、

自分を愛したい」

と価値観に変化が出てきたのです。

 

 

 

世界にたった一つの私という花を私は愛するの

 

 

という、静かだけれど力強い気持ちが

微かにでも確かに湧いてくる。

 

 

 

これまでずっと自分が嫌いで自己否定や

自分を責める気持ちは人一倍持っていたのですが、

もうそれはやめよう。

 

 

 

仕事で失敗する

人とうまくいかない

欠点がたくさんある

生まれつきの美人じゃない

 

 

数えあげれば悩みの種は尽きません。

だけど、最後には必ず

 

 

「それでもよく頑張ったね。偉いね。

あなたは美しい。あなたを愛してる」

 

 

と、自分を愛するということを選ぶと決めたら、

自分で自分を救い出すことができるようになってきた。

 

 

 

この一年は無駄じゃなかった。

 

 

そんなことを思いながら

もう一度、本格的に花の仕事にチャレンジしようと

準備を進める今日この頃です。

 

 

 

 

 

今日も読んでくださりありがとうございました🌼