先日、ご縁あって龍村仁監督の地球交響曲(ガイアシンフォニー)の上映会&監督トークショーに行ってきました。
残念ながら第一章から第七章までのすべてを見たわけではないのです。
でも、この映画の素晴らしさは第二話の佐藤初音さんを取り上げられたものを見て知っていました。
そして今回、監督のお話を聞いて、そこに作り手、届ける側の内側に貫かれた志を見ることができました。
今回の第八章からも伝わってくるメッセージは、自然との共生 でした。
あるあゆるものと共生するという八百万の思想が連綿と流れている日本には、自然への畏敬の気持ちを持つということが不自然ではありませんでした。
「樹の声を聴く」ということは、言葉で表現することはできなくても感覚が知っている。
そういった感覚は、誰でもが持っているんだということを思い出させてくれる映画でした。
昨年の秋から始めた、きたむらのりこさんとのコラボ【虹色和香】 で、私たちが伝えていきたいものと同じ「核」というか「基」になるものを、ここでも発見しました。
先人の知恵に学ぶ
お香は縦のつながり、色は横のつながり・・・・
その十字の中心点が「今 ここ の自分」
宇宙の法則を理解し受け取りながら、大地にしっかりと立ち、現世を生きる私たちにとって、「今ここの自分」を意識することは大事なことですね。
ガイアシンフォニー第八章の中でNPO法人「森は海の恋人」 の畠山さんが言っておられた言葉が印象的でした。
「震災で海は変わりました。というか元に戻っただけなんですねどね。」
森によってはぐくまれた水が海に流れ込み、育てている牡蠣は、震災前の1.5倍の速さで成長するのだそうです。
そして、その豊かな自然に対する感謝のためのお祭りで、見えないものを見ている人たちと同じ気持ちを映画を観ている私たちも感じることができました。
人ってすばらしい!
地球ってありがたい!!
すべてに感謝の気持ちでいっぱいです!!!
最後までお付き合いくださり ありがとうございました。
藤田たかえ でした