子どもに
「自分のこと好き?」って
聞いてみたことはありますか??
現在7歳の息子が
5歳くらいの頃のことです
私は、
とあるSNSの投稿で、
「我が子は
自分のことが大好き
って言っています!」
という投稿を見て、
単純な好奇心から
息子にも
「自分のこと好き?」と
聞いてみたくなりました
長男は左眼が見えません
黒目が白っぽいため
初対面の人がパッと見ただけで、
目に何かの障害があることがわかります
息子は何と答えるだろう…
そして、ある日
「〇〇(息子)くんは、
自分のこと好き?」
と聞いてみました
すると、
なんと返ってきた答えは、
「うーん、好きじゃない!」
正直、ショックでした…
「どうしてそう思うの?」と
尋ねてみると、
「だってさ、
こっちの目がダメだもん!!」
そう言って、
片目を押さえる息子
「そっか、
片目が見えないから
自分のことが好きじゃないって
思うんだね」
胸がギュッと押しつぶされるような
切なさを感じましたが、
息子の目が見える見えないに関わらず、
「大好きだよ」
ということを伝えたくて、
こう言いました
「ママは、
その目が大好きだよ
全部が好きなの!」
そのとき息子は、
ちょっと納得がいかないような表情を
していました
私は、
息子の予想に反したネガティブな反応に
戸惑いつつも、
これも成長の一過程だと考えて、
あまり気にしないようにしていました
そして…
1年ほどが経ち、
長男が6歳になった
ある日
息子から、
大きな成長を感じる言葉が
飛び出しました
僕はさ、
こっちの目が見えない分
反対の目がすっごくよく見えるんだよ
それにさ、
(目が白くて)目立つから
たくさんの人がいる中でも、
ママは僕のこと
すぐに見つけられるでしょ?
ママは僕のこの目が好きなんだもんね!
「自分のことが好きじゃない」
と、言った日から1年
息子は、
片目の障害を
自分なりに
ポジティブに捉えられるよう
成長していました
この1年で私が伝えたこと
それは、
「ママは、あなたの目が
本当に大好きで、
素敵だと思ってる」
ということだけ
障害を治すことは
できないけれど、
障害の捉え方は
変えることができる
きっと、
この先の成長の中で、
再び悩むこともあるだろうと思います
行きつ戻りつして、
悩みながら成長していく過程を、
親として応援できたらと思います
私が、
息子のどんな発言にも、
ドーンと落ち着いて
構えられるのは、
性教育を学んでいるから
「性」は、
心を生かすと書く通り、
心の教育
子どもの発言に
不安を感じてしまう親御さん
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