ターシャ・テューダーとハンドメイド | NORTHERN SPIRIT

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☆ Historical products for Early Medieval ☆

こんにちは。

 

先日ターシャ・テューダーの本をご紹介しましたが、

ハンドメイド好きな方にはこちらもおすすめです。

 

 

 

 

小さな家具から日用品まで、とにかく何でも手づくりしていたターシャ。

 

例えば羊を飼って羊毛を刈り、糸を紡いで、染めて、機織り機で

生地にして、洋服をつくる。

 

原料以前から徹底しているのは本当に凄い!

けれど、思えば昔はごく普通の人々が

それを当たり前のようにやっていたのですよね。

羊毛を刈るところまでは男性もやるけど、糸紡ぎ以後は

女性の仕事。

主婦は家族の衣服を全部、ハンドメイドで仕上げていました。

 

中世の頃、衣類がとても貴重で高価だったというのも頷けます。

貴族階級は別にしても、普通の人々はそう頻繁に

着替えることもなかったでしょう。

 

 

学生時代(美大だったので)、生地を染めて衣服やら布作品を

つくったことはあるけど、その前の段階はやったことがないので

糸紡ぎ体験とかしてみたいです。

 

 

 

ターシャの手仕事で、自分でもできそうだな、と思ったのは

育てたハーブで自家製のローションやクリームをつくること。

 

先日のブログに書いたハンガリアンウォーターもそうです。

今は密閉したガラス容器を毎日振って、抽出を促しているところ。

好い香りがするので、出来上がりが楽しみです。

あと3週間!

 

 

 

 

ドライハーブは瓶に入れて保管。

 

 

手前のオーガンジー袋に入っているのはクローブです。

まだ香水が無かった中世ヨーロッパでは、

貴婦人たちがクローブの粒を結った髪の中にしのばせて

お出かけしていたそうです。

 

現代でも、料理以外で便利な使い方といえば、虫よけ。

 

上記のオーガンジー袋にクローブ(ホールタイプ)を入れて

部屋に吊るしておけば、虫が寄り付かなくなりますよ。

 

クローブのほか、オールスパイスも効果がありました。

 

 

あとはミント類のハーブ、

そしてやっぱりアロマティカス ↓ ですね。

 

 

 

 

虫が苦手な方、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

北方碧 (JAMIE)