今日もフランドル(フランダース)が舞台の漫画の話 | NORTHERN SPIRIT

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☆ Historical products for Early Medieval ☆

こんにちは、JAMIE です。

 

 

昨日、めずらしく漫画雑誌を買いました。

 

 

 

『ミステリーボニータ』 2023年5月号。

 

 

目的はこちらの読切作品です。

 

 

 

Twitter で交流のある漫画家さんの新作が掲載されていたので、

久しぶりにコミック誌を買いました。

 

 

17世紀ベルギー、ブリュッセルが舞台の作品です。

自立する女性達の共同体ベギンに加入した主人公が人生を逆転させる

ポジティヴストーリー。

読後の爽快感は流石のゆ先生!

 

 

 

ベギンは 「ベギン会」 または「ベギン会修道院」 として知られていますが、

もとは女性の自立支援ための共同体で、修道会とは異なります。

12世紀にフランドル(現在のベルギー北部、オランダ語地域)で

始まったとされています。

 

敷地内に礼拝堂はありましたが、神に仕える尼僧とは違い、

あくまで自立的な生活を営む女性たちのための場所でした。

昼間は外に出て働き、収入を得ることもできたそうです。

 

 

1998年には フランドル地方のベギン会修道院群 としてユネスコの

世界遺産に登録。

とりわけ有名なブルッヘ(ブルージュ)のベギン会修道院は、

13世紀、フランドル伯爵夫人の創設だそうです。

 

建物を外側から観たことがありますが、今思えば中も見学させてもらえば

よかったなー。

 

 


のゆ先生は私のヴァイキング小説 『覇王の剣』、『海王の船団』 も

読んでくださっていて、昨年秋の文学フリマ大阪では直接お会いしました。

フレンドリーで、とても素敵な方でしたよ。

 

おすすめ作品は中世ヨーロッパをモデルにした異世界ファンタジー

『赤髪の女商人』(全3巻) が面白いです。

コミックス、電子書籍が出ているので、読後スカッとする歴史ファンタジー

漫画が読みたい方はぜひ!

 

 

JAMIE