【夜更けは少しネガティブな話】親の教えが呪いと感じる。 | 『そうだね』って言えるまで

『そうだね』って言えるまで

美味しい物を食べて
少しだけぼーっとした時間と
寝心地の良い寝具があれば
幸せ。

自分で言うのも図々しいと思いますが、私はとても真面目で素直な子供でした。


•ワガママを言ってはいけない。

•自分に厳しく他人には優しくしなければいけない。

•嫌な事は我慢して、ニコニコしていなければいけない。

•人の噂話、悪口は言ってはいけない。


幼少期から親や先生、ボス的な女友達から

『そうすれば、あなたに好意をもつ人が集まるし、友達がたくさん出来るから』

と教えられたり、助言を受けました。

だから出来るだけ、これらを守って生きてきたけれど…




現実は


•嫌な仕事や面倒事を押し付けらる。

•理不尽な事をされても、つい我慢するので反論出来ない様になった。

•何をされても悪口を言わないので、逆に標的にされやすい。



好意を持つ人よりも、馬鹿にされる、舐めてくる人ばかりが目につく様になりました。

人と関係を繋ぐことに、年々臆病になった結果、友達となる人を厳選してしまう様になりました。


こういう生き方は居心地はよくないです。私の生きづらさは、人からの言葉に素直だったせいなのかもしれない、と最近気づきました。




とはいえ、今更キャラクターは変えられないので、


•ワガママは言わない。

•出来る限り低姿勢で接し、愛想よくしようとすること。

•人の悪口は言わない。


これは今でも、そうです。


これらは裏を返せば、

『他人の機嫌を伺う』『他人の目を気にしてしまう』という事です。


そんな私もアラフィフになって、一つ変わったことがあります。




『自分にも優しくすること』です。


フィジカル面からの自然な変化なのかもしれません。更年期もあり、昔ほど体力はありません。


体力の低下の為、自分を労わる様になりました。『無理はしない→自分を許す→自分に優しくする』になったのだと思います。




私の『こうあるべき』像は、親からの教え(助言)から形成されたものです。


アラフィフにもなって

他人の動向に過敏すぎたり、

真面目で、善人でいようと

いまだに思うのです。


そして、そんな自分を惨めに感じたりもします。

「そうでありたいと思う自分」と「そうでなくてもいいと考える自分」の間で精神的に脆くなる波の様に来るメンタルの不安定さ。この原因を辿れば、昔の教え(助言)が結びついていると最近感じているのです。


親や目上からの教え(助言)は私にとって『呪い』なのではと、夜更けにはひとりごちてしまうのです。