息子の友達が急遽お泊りに来ることになり

 

慌てて納戸に入っていたお布団セットを引っ張り出して

 

新しくシーツを買いに行って、

 

毛布をコインランドリーに洗いに行って、

 

布団乾燥機でお布団を乾燥させ、、、

 

意外と体力使うわ。

 

 

そのコインランドリーでの出来事。

 

ある年配のおばさんが洗濯物を持って入ってきたが

 

どうしたものかと途方に暮れている。

 

目が合った。

 

おばさん「これどうやって使ったらいいの?私始めてきたから、、、」

 

私「洗濯も乾燥もできますけど、どのくらいの重さですか?」

 

おばさん「いやあ、息子の洗濯物で。もうどうしたらいいか、、、」

 

私「全部洋服ですか?ちょっと持ってもいいですか?

  5キロぐらいだったらこの機械でできますよ」

 

おばさん「そやね。5キロくらいやろか。」

 

コインランドリーってあちこちに説明書いてるから

何を読んでいいのかわかりにくいのかも。

 

で、私がおせっかいかもと思ったが

 

「このボタンで一回この機械を洗う作業してくれます」

とボタンを押した。

衛生面が気になる日本人。ボタンを押すと2分間洗濯機を洗ってくれます。

 

私「じゃあ、ここに洗濯物入れてください」

 

おばさん「あああ、そう、ほな入れるわ。もうねえ。息子が

     急に入院することになってそれで慌てて来たんです。」

 

私「そうだったんですか、大変ですねえ」

 

おばさん「あなたは何を洗ってるの?」

 

私「毛布とこたつ布団です」

 

おばさん「そんなんも洗えるんですか?へえーーー」

 

 

 

お金は1000円札をすべて100円玉に両替をしないといけない。

 

やや面倒くさいが仕方ない。両替機もなんか今風なタッチパネルのボタンを

 

選ばないといけない。全部してあげた。

 

スイッチを押してお金を投入してスタート。

 

おばさん、ちょっとホッとした様子。

 

キョロキョロしている。

 

コインランドリーにはスニーカーを洗う機械もある。

 

小学校の上履きや外靴などいくつも入れて洗っている

 

30代くらいの男性がいる。

 

おばさん、その男性にもあれこれ質問してる。

 

おばさん「これって靴を洗う機械なん?どうするの?」

 

男性「こうやって入れてボタン押すだけです」

 

おばさん「そうなん。わかった。私もまた来よう」

 

 

休日のコインランドリー 機械がフル稼働していた。

 

東京の人って、余計な事というか必要な事以外は話さないですよね。

 

でも関西人、なぜか口数多いんです。私もそうなんでよくわかる。

 

で、なんかしらんけどいつの間にか自分の事情を説明してる。

 

私も大阪にいたら、そのおばさんともうちょっと世間話したかも。

 

「息子さん、どうされたんですか?」とか

「どの辺に住んではるの?」とか

「息子さん、はよう退院できたらいいですね」とか言いそう。

 

そんなに広くないコインランドリーでしゃべっていたのは

 

私とそのおばさんだけ。

 

他の人は、静かにスマホを見ていたり、すぐに出て行ったり、、、

 

ちょっと大阪が恋しくなったかな。