息子が小学校3~4年くらいの頃だろうか。
授業参観で学校に行ったら、同じ保育園だった
ママさんから急に声を掛けられた。
これまで会っても会釈する程度だったのに。
保育園でも相手のお子さんは女の子だったのもあってか、
保護者会で一緒になってもほとんど会話することがなかった。
眼中にないって感じでしょうかねえ。
ところが、なんて声をかけてきたか?
ママ「○○君(うちの子)って頭がいいんですってね」
私「え?そう?なんで?」
ママ「だって、算数の習熟度別クラスでいつも一番上のクラスなんでしょ?」
私「ああ、たまたまですよ、たまたま」
当時小学校では2年生くらいから3クラスを4展開して
できる子、ゆっくりの子、もっとゆっくりの子みたいにクラスを分けていた。
別のお母さんからも同じ時期、同じことを言われた。
「一番上のクラスにいるって聞いてるよ、頭いいんだね、、、」
なんか「とても意外なんだけど」と言われているみたいな気分になった。
中学の卒業式の時にも同じ私立高校を一緒に受けたママさんから
「○○君(うちの子)って特進クラス受けたの? どういうこと?」
と聞かれた。
私「たまたま内申が取れてたから併願優遇できただけだから、、、」
ママはそれでも納得いかないような表情で「でも特進クラスなんでしょ?」
私「たまたまよーーー」 私の軽い返しも頭の悪さが露見していて余計意外に思われたかも。
これら一連の会話って、私が被害的な考え、ネガティブな考えなのかもしれないけれど、
「あなたのお子さんが上のクラスって予想外なんだけど」と言われているみたいだった。
最初に出てきたママさんは3つ上にお姉さんがいて、都立中高一貫校合格して進学していた。
そしてうちと同じ学年の女の子も同じように都立中高一貫校を受験したが 不合格。
うちと同じ地元公立中学に進学したが、なんと中学3年2学期の最後のテストで大失敗したらしく
周囲が驚くくらい、教室で大泣きしたんだそう。
それなのに、なんと都立高校の日比谷ではないトップ校を受験し、あえなく不合格となった。
今は私立高校に通っている。なんともプライドの高い、負けず嫌いのお嬢さんである。
親も負けず嫌いなんでしょうかね。
夫曰く、日比谷やそれらを含む都立高校のトップクラスの高校は、名門であることも
さることながら、伝統校でもあるし、めざしたい高校の1つなんだろうと言っていた。
地方出身の私には何のことやらです。息子にあう学校を探すという視点でいいのでは?
名門とか、トップ校とか関係あるんかいな?と思ってしまう。
息子の同じ高校の友達に、K君と言う子がいる。
そのK君と同じ中学だった友達のA君は、中学での成績はK君よりはるかに下だったらしい。
ところが高校入試で、A君はどうしても都立高校のこれまたトップ校の1つを受験して
見事合格を勝ち取ったんだとか。
ところが、そのあとが問題。
1学年320名の高校である。常時300位あたりをうろうろしているんだとか。
息子の友達のK君は、模試の結果で国語がずば抜けている。 偏差値75をたたき出した。
自信満々のドヤ顔で結果を見せてくれたんだそう。
彼は一橋を狙っている。
トップ校に入っても底辺をウロウロして自己肯定感が下がってしまうのか
トップ校ではないところに進学して、自己肯定感が上がり、モティベーションを維持し続けるのが
いいのか、お子さんの性格にもよるのだろうけど、学校選択は本当に難しい。
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#偏差値75