不妊治療を続けながら、いろいろ疑問もありました。
年齢が年齢だけに、タイミング法、人工授精など
ふっとばして
すぐに体外受精です。
それには異論はなかったです。。。
薬で卵子の成長を促進させたり、ホルモンの調整など
本当にこんなに小さな薬なのに、
身体への影響ってすごいなと思いました。
これで妊娠するの?
なかなかしません。
西洋医学だけでなく、違う方法も模索しました。
鍼とお灸です。
不妊治療専門の鍼灸師さんへ行きました。
最初の鍼灸師さんは熱心にやってくれましたが
なかなか妊娠しないので、鍼灸師さんの師匠を紹介してくださいました。
なんと奈良県。
丁度、仕事の関係で京都に行くことがあったので、
紹介していただき、奈良まで行きました。
お弟子さんも何人かいて、全身をくまなく診てくださいました。
私の身体がとても冷たく、子宮が固くなっていると言われました。
その日鍼を打った場所はたった3か所。
まあびっくりです。
翌日仕事で京都のホテルに行きましたが、
真夏なのに、ずっと身体がポカポカしてるんです。
床からポカポカしてくる感じ。ホテルが床暖房な訳ないです。
不思議な感じでした。
信頼できると思ったんですが、週2回は通院するようにと言われ、
東京住まい、仕事もある、通いたいけど無理です、、、とお伝えしました。
それでまた不妊治療専門の鍼灸師さんを探して、行くようになりました。
突然ですが
体外受精の流れは
1 子宮の中で卵子が育つ
2 採卵 一種の手術です
3 培養士さんが卵子と精子をシャーレの中に解き放つ
4 ここで自然に受精ができたら培養
5 数日後 受精卵を子宮に戻す 一種の手術です
しかし、自然に受精しなかったら、、、、
5 培養士さんからどうしますか?と聞かれます。
体外受精はここまでなんです。
次の段階があります。
それは 顕微受精
培養士さんが、元気な精子を選んで、卵子に直接注入するのです。
やや強引に受精させるんです。
とはいえ、受精させたからと言って受精卵が正常に育っていくかは
未知数。
分割が途中で止まったりすることもあります。
あるいは分割がきれいになされず、形が異常だったりもあります。
2~4はその日に行われます。
採卵したあと、待合室で待ちます。
自然に受精しなかった場合に培養士さんからの連絡で
その場で、顕微授精をするかしないかを決めるのです。
「お願いします」しか言えないです。
でもこの言葉を言うと、+20万だったかな30万だったかな
一気に費用がアップするのです。
鍼灸師さんの話に戻ります。
顕微授精して、受精卵を子宮に戻す日が決まります。
その前から鍼灸師さんのところへは、週1~2回通います。
子宮に戻してからも受精卵が着床して無事に育っていくために
鍼灸師さんのところへ通います。
はい、本当に時間もお金もかかりました。
子宮に受精卵を戻してすぐに鍼灸師さんのところに行った日
先生がお腹を触りながら「いけるんじゃないかな」とおっしゃったんです。
「ほんと?」って思いましたが、
無事に本当に妊娠し、息子がこの世に生まれてきたのです。
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