まあすごいタイトルをつけてしまいましたが、

 

私たち夫婦は結婚適齢期(今そんな言葉使う?)を

 

かなりオーバーしての結婚で

 

それと同じくなかなか赤ちゃんにも恵まれなかった。

 

たまたま生理がおかしくなって婦人科受診したら

 

院長先生(女医さん)が

 

「あなた結婚してるの?」   「してます」

「お子さんは?」       「いません」

「欲しいの?」        「はい」

「あなたやることやってるの?」「はあショボーン

「こんな所にいる場合じゃない」「ははてなマーク

「すぐに○○クリニック行きなさい」「へはてなマーク

「だんなさんの職業は?」   「○○です」

「じゃあ心配ないわね、早くね」「紹介状書いていただけるんですか?」

 

「そんなものいらないわよ、

ベルトコンベアーみたいな診察だけど

不妊治療すぐに始めなさい」  「はいガーン

 

とまあ

矢継ぎ早にこんな会話になりました。

私も実は焦っていましたが、

夫はなぜかのんきで、そのうちできると

思っていたようです。

 

家に帰って夫に話し、不妊治療を開始することを話しました。

 

確か東京で一番規模の大きい不妊治療に特化したクリニックです。

 

 

もう行ってびっくり。

 

ものすごい外来患者の数。

 

広い待合室には、女性女性女性、、、、、。

 

そこから怒涛の不妊治療が始まるのです。

 

生理に合わせて診察日も回数が増えるし、

注射や薬も増えるし、仕事をしていたので

当時は秘密にしていました。

なので、体調が、、、私用で、、、といって

年休を急に取るという、迷惑をかけながらの治療でした。

 

たくさんお金も使ったし、生理がくるたびに心がすり減ったし、

それなのに夫は平然としていて、

不妊治療は私には負担がかなりかかりました。

それに妊娠しないのは女性の側の問題みたいなところも

あったのも辛かった。

 

あまり成果が得られないので一度クリニックを変えたこともあった。

口コミを読んでいったのですが、

最初のクリニックより数十万円高かった。

その金額にびっくりして、

そしたら身体は正直です。

あまりの驚きで生理が止まったのです。

 

2番目のクリニックでは男性の精子の運動率、量、奇形率なども

調べてくれました。

そうしたら、運動率悪い、、奇形率が高いと出たのです。

夫のショックたるや、ものすごく落ち込んでいました。

 

私の心の中は、「私だけの問題じゃなかったんだ」と

ちょっと安堵したのでした。

 

2番目のクリニックは1人のドクターが主にやっていて

毎回長時間待つのが辛いのと、遠方だったのでやめました。

 

結局最初のクリニックに戻ったのです。

最初の受診から3年ほどでしょうか、

息子が我が家に来てくれました。

 

 

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