満員電車で目の前に座っていた人が降りるのに席を立ったので、入れ代わるように座ったら、その駅で乗車してきたお年寄りの方が目の前にきて、やっと座れた安堵感と席を譲るべきかという複雑な残念な気持ちになる。


そんな時にだいたいの人が寝たふりをする。

今朝もσ(ーー)の隣に立っていた人がそんな状況に遭遇した。

ただ、同じサラリーマンとして、疲れているし座っていたいと思う気持ちが手に取るようにわかる。

その時に彼のとった行動は前かがみになって腰に手をあてさすりながら辛そうな顔。
これはこれで、非常に理解できる。 

というのは、外には見えないところを負傷していたり、すこぶる体調不良の場合もあるから。 
 σ(ーー)も怪我して松葉杖なしで歩行できるようになった直後で、まだびっこをひいて歩いていても、立っている状態の時は誰からも足を負傷しているなんて気付かれなかったし。 

 なので、自分のコンディションを優先しても良いかなぁ…と思う。 

むしろ、σ(ーー)の前でスマホでゲームをやっている人に気を使って欲しいと思ったりする。 

まぁ…なかなか難しい判断を求められる瞬間であることは間違いない。