閑古鳥 ああ、閑古鳥 閑古鳥
 
と、いうわけで。閑古鳥が頻繁に鳴く季節となりました。
閑古鳥が一声鳴くと、それまで客の入っていた店からさっと客が遠のいて、閑古鳥のさえずりと店主のぼやき以外には聞こえなくなってしまうという、例の魔鳥です。今のところその姿を確認した人がいたという話は聞いたことありませんが、伝説でもなんでもなくて、確かに存在します。因みに、閑古鳥が嫌うのは雑踏だと言われています。つまり、元々人がたくさんいる場所には棲息することさえなくて、少しでも隙間風が吹くようになるとどこからともなく飛来して、客が遠のくさえずりを歌うわけです。決して、誰かのせいにしたいとかそんなんじゃないので、あしからず。
古来から丹生川にはたくさんの閑古鳥がいたのですが、近年はその生息数を減らしてきていました。丹生川も一見すれば道路が拡幅されたり街路が整えられたりして、昔と比べれば田舎臭い感じでなくなりましたからね。魔鳥とはいっても餌の関係でどうしても緑のそばを好む閑古鳥にとっては、やはり棲みにくくなったんでしょうか。
それでも閑古鳥自体がいなくなったわけでないのも事実でして。いますね、地元の直売所にも。最近はずっと、耳を澄ませても聞こえないけれど、店内に閑古鳥のさえずりがこだましています。
一旦こうなると、とても大変ですよ。なにせ閑古鳥の姿を見た人はいないんですから。どこまでが自然の状態で、どこからが閑古鳥の魔法によるものかの区別もつかないまま、客がぱったりやんで暇を持て余すことになります。たまに車が停まって念願の客、と思ったら財布を忘れたからと帰ってしまったり、さんざん商品を見て回った挙句に急用を思い出して去って行ったり、これがまさに閑古鳥の仕業。そうだと分かっても人の力ではどうすることもできず、やはり閉めきった店内で店員さんが頬杖ついて待ちぼうけ。もっとひどい時になると、その店員さんさえ出払って無人になってしまうこともあったりして、何も知らない人はただ「これはダメだ」と思ってしまうんです。恐ろしや、閑古鳥。
 
閑古鳥、誰か捕まえてー!!
 

ペタしてね

始めてみた交通量調査。これはいかんね。車や歩行者の数量だけを調べるつもりが、普段ならまず見えることのない街の風景までが瞳に映り込んでしまうから。
 
2:路駐がいかん
車の往来にとってその妨げになるのは信号でも歩行者でもなく、車そのものであるのは間違いないわけで。これはどこにでもある現象なのかもしれんけど、調査が高山の町中で経済活動が活発やから自然と増えてしまうんやろな。路上駐車。
僕ら調査員は、一日か半日か、その地点に固定されて同じ風景を眺めるんやで、嫌でもどんな現象があるか分かってまうさ。
路上での駐停車の主犯は、やはり配達業者やさ。小型のから大型のまで、いろんな配達トラックがあって、そのほとんどが目的の店の真ん前に車を停めて作業をする。台車に載せ替えて配達してた姿は、これまでに一人だけやったな。本来はそうでなくてはならんところを楽しようとして路駐なんかすると、ほら、車の通行が困難になっていく。見事やさ。
高山の市街地、とりわけ古い町並みに近い場所は2車線あるといっても両側からアーケードの庇に狭まれているからかなり窮屈なんだよね。しかも、そんな道路を大型バスが何台も通って行くから、土日祭日、イベント時なんかはすぐに目詰りしてしまう。僕の調査時は平日だったけど、それでも一時的に通行が滞ることがあって、本当にいかんなと思ったさ。
と、そこに一台のパトカー。おそらくは、僕のシートベルトで何遍でも点数を稼いだのと同じ交通課やさ。特別事故に繋がるわけでもないシートベルトにあれだけ目を光らせるくらいだから、繁華街の路駐には何かしら対処があるんだと内心わくわくしていたら・・・あれ?パトカー、素通り。何事もなかったように路駐の車を追い越して。
いかんさ、警察!路駐くらい、取り締まれよ!
 
3:路ちゅーがいかん
飛騨高山を訪れる外国人も様々だけど、観光バスで大挙押し寄せて土産物屋を襲撃するのはたいてい中国人とか韓国人とか、黄色人種やな。なんでやろな?そういえば日本人も逆に向こうへ行く場合はそういうスタイルが多いし、やっぱり血なんかな?ま、いいや。
本当に古き良き日本を堪能する気持ちがあるのは、白人が多いよな。これも不思議なのは、彼らの場合は人数が2人くらいで、バックパックを背負ってカメラをぶら下げてる。そして男はひげもじゃ、女は肥満率激高。あまりこどもの姿を見ないのも特徴やな。
そんなお決まりを打ち破るカップルが、1組。欧州系なのかな?男は背が高くてかっこよくて、女は日本人から見ても惚れ惚れするような美しさ。いわゆる、美男美女カップルやさ。彼らは僕のいた側の歩道をやってきた時からカメラなんて無粋なものは持ってなくて、互いに手を取り合って、ラブラブやさ。そりゃあもう、他の外国人とは雰囲気が違うでよく覚えてるさ。
ひとまずそのカップルは、他の観光客に混じって通りの店を覗きながら普通に歩き去っていった。僕らは交差点に集中しとるで、後ろまでは確かめんさ。おそらくその先の寺院群とかには興味がなかったんやろうな、しばらくしたら反対側の歩道に彼らが現れた。そして、信号待ちで立ち止まった刹那のことやさ。背丈に違いのある二人が惹かれ合うように顔を向け合って、見事な呼吸でちゅー。ディープでもフレンチでもない、軽い挨拶程度のちゅーなんやけど、なんやろな、この敗北感。こうなると、彼らの記憶は一生忘れられんよな。
とりあえず叫んでおく。いかんさ警察!そいつらの路ちゅーも取り締まれよ!

ペタしてね  ペタしてね  ペタしてね
始めてみた交通量調査。これはいかんね。車や歩行者の数量だけを調べるつもりが、普段ならまず見えることのない街の風景までが瞳に映り込んでしまうから。
 
1:高校生がいかん
飛騨高山といえば、日本でも有名な観光地やさ。だから、街ゆく人々の多くが観光客。とりわけ外国人の姿が多くて、白人、韓国人、中国人、なんでもござれ。
日本人の観光客は、ややお年を召した方が多い印象で、若い子となると、友達同士のグループか、ラブラブカップルか、高校生の修学旅行くらい。まあ、この修学旅行という奴は、大型の観光バスを連ねてやってくるから一度の人数が半端なく、制服を着た若いエネルギーの塊が街に溢れ返って、ここぞとばかりに街が活気付く。たまにふらっとやってくる冷やかしを相手にするより、彼らの方が間違いなく金になるでな。
調査中もすごかったさ。昨日はそばに飛騨牛串の店があったんやけど、修学旅行の高校生がわんさか来るようになったら、その店の前だけに黒山の人だかり。他の土産物なんかには目もくれず。1本200円。これって、かなり高いよな。しかも串を持ったままだと移動に困るからすぐに本人が消費することになるわけで・・・店のおばちゃんはほくほくやさ。そりゃあ愛想振りまいて、高校生とのお喋りにも花が咲くさ。
そういう正しい修学旅行生もいる一方で。
正しくないというかバカだと思ったのは、なぜか得意気にマックを買ってきたことを自慢する男子。会話から推測するに、ゲーセンを探していたら近くにマックがあったから・・・と言うんやけど。そこって、古い町並みから外れて駅裏を国道まで行ったエリアになるから、徒歩だと相当しんどいぞ。それに、高山でしか味わえない味覚、風景がたくさんある中で、いつでも食べられるマックのハンバーガーを選ぶとは。本当にバカやさ。
最後に自分自身の体験したのも、同類やな。
修学旅行生が来るようになった初っ端。どういうわけか、交差点の角に一人で座って調査をしていた僕に声をかけてきたグループがいて、そいつらがやたらと元気だった。
「すいません。このへんのカラオケ屋って、どこですか?」
「ああ、それなら、あそこの橋を渡って右やな。」
「ありがとうございます!」
ものすごく気持ちのいい挨拶やったさ。ものすごく気持ちのいい挨拶やったで悪い気持ちにはならんかったけど・・・修学旅行で昼間っからカラオケ。いいのか?本当にいいのか?
・・・まいっか。他人事やし。

今日の冷たい雨は、いつしかみぞれになって、車のフロントガラスにぶつかった。
雨とみぞれの境界をどこで踏み越えたのかは、分からない。車を動かし始めた時は大粒の雨という認識だったものが、運転している途中からやけに大きな衝突痕を残すようになっていたからまさかと思ったら、そうだった。水気を孕みながらも簡単には崩れないシャーベット状の白いものが路上に積もって、タイヤに抉られて薄く削られた轍にできた水たまりを巻き上げながら走行すると、融けずに残ったみぞれはすぐに落下して走行痕が浮き上がる。いかにも重たい音が聞こえてくるようだ。
後になって天気予報を確認したら、今日は飛騨の随所で初雪を観測したらしかった。昨日まで比較的寒さがきつくなかったから油断していたんだろう。なにげなく見ていたスマホの天気予報に雪だるまのマークが掲載されていても信用できずに無闇に外出して、そこで雨はみぞれに変わった。僕の体験したのがここまでで済んだから良かった。
みぞれの次を踏み越えれば、それはもう雪だ。みぞれと雪の境界というものも、定義ができないだけでなんとなく分かるような気がする。予感といった漠然とした不安がみぞれで、雪はその反対で。手にとっても形にならないみぞれが雨と雪を結んで、秋と冬に明確な線を引く意味が理解できるようでできないないな。
とにかく、今日はみぞれ混じりの雨が断続的に降る一日で、否応なしに雪国の暗い空を想起させられた。みぞれで済んでよかった。これで少しは然るべき季節に対して心構えができた。
雪の海に沈む飛騨の冬はもうすぐだ。それまでに準備を済ませておかねば。

ペタしてね

今日から、交通調査のバイトです。高山市街地の何処かの交差点にて。
この仕事は、とにかく一箇所の交差点に貼りついて、人や歩行者の流れを数えます。
具体的には、交差点のそれぞれの進入路一つにつき一人が担当して、信号が青の時は車、赤の時は歩行者を見ます。車の場合は、直進、右折、左折、緑矢印の指示、の4つの項目について、普通車と大型車に分けてカウンターを押していきます。そして5分経過ごとに、事前に渡された調査票にそれぞれの数を累計で記入。歩行者に関しては、横断歩道を渡った方向などに分類して、同じ時刻帯に「正」の字を書いて数えます。
こうやって書くと、調べる項目が多くて混乱してしまいそうですが、少しやってみれば簡単に飲み込めることばかりです。調査は椅子に座ってしますから、体力が必要なわけでもありません。間違いなく、誰でもできる仕事です。
今日、朝から昼頃までやってみて一番痛感したのは、その時々の気候や気温に対応した服装でないときつい、ということですね。今日の場合は、ずっと小雨が降り続いてなかなか暖かくならなかった上、途中では雨が強くなって、係の人が買ってきたビニール傘をさして調査を続行しました。本当に気候が荒れれば中止になるそうですが、それもまた困るので、自前で準備して対策を怠るな、ということです。
そこに集まったバイトは皆んな初めてで色々とありましたが、そんなのは小さな問題。とりあえず、初日としてはまずまずですね。明日以降はもっとうまく仕事に望めるように改善していきたいと思います。
これから1ヶ月くらいは、交通調査のバイトに継続的に入る予定でいます。農業に関しては、その空き時間に最低限のことだけ済ませるようにしようかな、と。何にしても、これは僕の選択。やってよかった、と思えるような仕事にしていきたいです。

ペタしてね

【高級ねこ布団】
 
やあ。ねこの、ねこによる、ねこのためのねこSHOP会長だ。
最近、めっきり寒くなってきたな。木枯らしが吹いて、このブログの人気も、俺の財布もすっかり冷え込んじまった。
そんな寒い季節にぴったりのアイテムを用意した。高級ねこ布団。ねこ好きなら、ねこにくっついてハッピーな気分で眠ってみたいだろう。この布団を使えば手軽にねこ好きの欲求を満たせる上、少しは暖を取れる一石二鳥の代物だ。
どうだ?寝てみたいだろう?使い方は簡単。お前が普段使っている敷き布団に寝そべって、契約したねこを呼んでみろ。すると、機嫌さえよければお前にくっついて寝てくれるかもしれん。次々と呼んでいけば、かなり高い確率でかけ布団になってくれるかもしれん。
なに?保証はないのか、だと?ない。ただし、これは高級品だから、契約時点で少しは甘えんぼなねこを厳選してやろう。通常品の場合なら、どんなねこでもいるぞ。寝てるうちに引っ掻かれたくなければ、最初から高級品にしておくことを勧める。
そして、ここが肝要だ。ねこ布団に使われるねこも、生きていて宿なしのねこだ。食欲があれば、糞尿もする。契約したねこは、自分で面倒を見ろ。どんな道具でも、長く使うには手入れが必要なんだから、それくらい出来るだろう?
なに、俺も布団要員にならないのか、だと。俺はねこまただから、ねこじゃない。その証拠に、語尾に「にゃ」とかつけて話さないだろ?
 
通常ねこ(選択不可、保証なし、1匹):¥0 (手数料¥1000)
 
高級ねこ(選択可能、保証なし、1匹):¥0 (手数料¥2000)
 
byねこの、ねこによる、ねこのためのねこSHOP会長

ペタしてね

11月です。霜月です。
今日は一日中、冷たい小雨が降ったりやんだりで、なんとなく仕事をする気になりませんでした。それで大半を家の中で過ごしていたんですが、こういう過ごし方をすると、暖房を使うからあまり経済的でないんですよね。かといって、外へ出て活動したらしたで、何かとお金を浪費してしまうし。頭の痛い季節になってきました。
 
ここで、我が菜園の状況をば。
木枯らしの吹くような寒い日が続いたので、さすがに露地作物は終焉が見えてきた感じです。なす、あきしまささげ、茎ブロッコリーは掻き集めてなんとか。甘長なんばんは、とっくに株ごと引っこ抜いて処分してしまいました。
茎ブロッコリーは比較的寒さに強いのですが、寒さがきついと肥料が効かなくなって側花蕾の発生と成長が鈍ってきます。収量が減ってきたのは、そういうことだと思います。やはり、露地作物を11月まで持たせるのは苦労しますね。
露地で唯一これからなのは、畑の片隅に1列だけ植えた春菊だけですね。なんとか1回か2回収穫できれば、と考えたのですが、これも強い霜が降りればダメになってしまうので、終わりを計算しながらの博打です。
ハウス内でも、一応は作物を栽培しています。チンゲンサイと水菜と春菊。これらの野菜に関しても、霜の降りるような強烈な寒さには耐えられないので、これから寒さ対策を施して、ちゃんと収穫ができるようにしていくつもりです。
作物の管理意外では、やはり圃場の片付け作業が増えてきましたね。同じ資材を扱っても、準備の時は面倒な作業でもあまり苦にならないのに、片付けの時は寒い寒いと縮こまるばかりで、なかなか仕事が進まないんですよね。困ったもんです。
 
これだけ寒くなると、うちの飼い猫であるバカ息子その1も、活動が鈍ってこたつを占領したり、ストーブの前でお腹を見せて眠るようになってきました。相変わらずべたべた触られるのは嫌みたいなんで、やや強引に身体を撫でて、一人で勝手にかわいいかわいいと暗示をかけています。
寒い時期になると毎年そうなんですが、彼の心は変わらないようですね。彼が頑固というか、僕がバカっていうのか。
とりあえず、そんな感じです。ああ、灯油代の請求書が怖い・・・

ペタしてね

牛だ。どう見ても、牛だ。のろのろと、牛だ。今朝、血を抜かれるために朝食抜きで車を走らせていたら、遭遇した。専用のバスに乗せられて、いい気分だ。ちょっと牛さん、早く進んでくれないと邪魔なんだけど。運悪く3台前がそのバスだったから急ぐに急げなかった。ちょっと牛さん、こっちは微妙に焦ってるんだけど。県道から国道に出る交差点で遭遇して、2台の車を挟みながらのんびりドライブすること数分。川の対岸に渡る三叉路を右折すればお別れできると思ったのに、バスもまた、右折車線に進路変更した。牛のくせに。牛バスのくせに。あ、ちょっとねこバスっぽくて、可愛いかも。そういうことにしておいて、こっちは腹をくくるとするか。因みに彼は、飛騨牛だ。天下の、飛騨が誇る、和牛の最上級ブランドだ。ちょっと牛さん、なんておこがましい。飛騨牛様だ。恐れ多くも、飛騨牛様だ。さあ道を開けて差し上げて、飛騨牛様に。自分ごときが、血を抜かれるために急ぎたいなんて、なんて失礼な。天下の飛騨牛様なんて、最後は解体されて肉だけになられるんだから、ちょっとくらいは我慢しないと。あの蕩けるような最高の味覚を味わうためなら、ちょっと運転を我慢するくらいは何でもないさ。ああ、ドナドナが懐かしい。ちょっと口ずさんだりして。ああ、なんか、急ぐのがどうでも良くなってきた。病院までの道すがらにコンビニがあったから、思わず駐車場に乗り入れてしまった。牛バスもまた・・・なんてことはさすがになくて、これでやっと、お別れ。何が飛騨牛だ。たかが牛じゃないか。牛バスが可愛いわけないじゃないか。ただ、邪魔だった。ああ、それなら、牛を直接引き連れて道路を闊歩してやろうか。某国みたいに。すいません、僕の心が邪でした。それだけはやめてください。いつまでたっても病院に辿りつけませんから。恐ろしや、怒涛の牛!

ペタしてね

雨です。寒いです。この雨は季節を分けて、これからは寒さに身を縮める冬に傾く、予感。
 
・・・という書き出しで記事を書いたのです。本当です。久し振りにたっぷり時間があるから快調に書き進めて、ようやく終わったから保存しようと、左上辺りのボタンをクリックしました。
すると、ここで出てくるはずのないウインドウが表示されました。それもなにげなくクリック。
・・・ん?今作成していた文書が消えたぞ?・・・まさか。
そう、そのまさかです。自分のクリック間違いで、文書を保存せずに消去してしまったのです。
Wordには一応、作成途中でも下書きを保存する機能があるのですが、自分の意思で消した場合は何をやっても復元されることはありません。
と、いうわけで。ショックすぎて書き直す気力も失せたので、こんな下らない出来事を記事に換えます。
この季節を分ける雨は、無情です。

ペタしてね ペタしてね ペタしてね

昨夜の雨風は凄かったですね。我が家では屋根のトタンが剥がれるんではないかってくらいの荒々しい洗礼を受けて、屋根の下にいたのに怖くて眠れませんでした。ただこれは前線が通過する間の一時的なものだったようで、朝方にはすっかり風はやんで、その後は凶気を削がれた弱い雨が降り残っただけでした。
雨に関しては、直売所へ荷物を運ぶ時にカッパを着るくらいの対応で何とかなりました。が、時ならぬ突風は思わぬ被害をもたらして、今も苦慮しています。
具体的には・・・
 
①露地のなすが倒れた。
②苗床ハウスの物置棚が倒れた。
③苗床ハウスの補強用の柱が倒れて、ビニールに大きめの亀裂ができた。
④栽培ハウスで育てていた葉大根が倒れて、土や泥が付着した。

事前に準備をして向かったのでなく、全くの想定外だから、かなりショックですね。①や②はともかく、③、④は実質的な損害があるだけに、余計です。
④は葉大根が収穫直前だったので、とりあえず収穫してすぐ近くの用水路で綺麗に洗いました。根元付近だけでなく、葉っぱの先まで、です。これをやると見た目は綺麗になるけど、水切りが必要になる上、品質が低下するから嫌なんですよね。
現在、収穫した葉大根は水切り中。湿気が多くて肌寒いこの環境でちゃんと商品になるかが、まず心配です。せっかく骨を折って栽培したのに・・・
③は、雨がやんだらひとまず応急処置をせねばなりません。その後は、機会を見て掛け替え決定ですね。また、お金がかかる・・・
農業は自然と向き合う仕事だからある程度は覚悟しているとはいえ、こんな風に予期しないところで被害が出るのはきついです。本当に、農業の現実は厳しいものがあると実感します。特に、気象の面は人の力でどうしようもできないですから。
まだ、立ち直れるだけましなんですかね?そう思わないと、心が折れてしまいそうです。
 

ペタしてね