摂食障害の関する書籍は徐々に増えてきています。

摂食障害という病気の社会的認知度が高まったことと、

摂食障害当事者が発信活動をするようになったからです。

摂食障害をテーマにした物語も見かけるようになってきました。

今回おすすめしたいのは、

1980年代に書かれた摂食障害をテーマにした小説です。




ニューヨークのマンハッタンという大都会を舞台にして、

バレエダンサーという美しいポジションの女の子を主人公にしたお話。

40年近く前なので、まだ摂食障害の認知度は低い時代ですが、

この小説は、おどろくほど摂食障害患者の変化を上手に描いています。

女の子が外見を気にして、それが深い闇につながるほど重要な問題だということを、40年前から理解していた作者はすごいと思います。

この「鏡の中の少女」は、

みーちゃんが摂食障害発症前に、ダイエット中毒状態の私にプレゼントしてくれて、

みーちゃんが摂食障害を発症したときには、私がみーちゃんにプレゼントした本です。