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野球って本当に素晴らしい

生きていくことは野球に似ている。
独立リーグ、NPB、二軍が好き。福岡ソフトバンクホークス、福岡レッドワーブラーズを応援しています。

四国九州アイランドリーグ、年間総合2位は高知が今三重に勝ったためこの時点で勝率は徳島を上回り、残り2試合を徳島が勝ったとしても高知を上回ることがないため、高知の年間2位が確定しました。


(9月25日17時現在の総合順位)

2位 高知 38勝27敗 0.585
3位 徳島 37勝30敗 0.552


徳島のメークドラマを期待していたため、いささか残念ではありますが・・・

最後までよいゲームを!


しかし、最後の徳島の追い上げお見事でした。

とてもいいチームになったと思います。



昨晩、佐世保・長崎セインツホーム最終戦・対徳島インディゴソックス戦に行ってまいりました。

試合前というのに、普段ならおそらく数えられるほどの人数であったスタンドが人で溢れていました。

毎回このくらいチケットが売れていたら・・・悔やんでも遅すぎますが。


報道陣と思わしき方々もスタンドやグランドに大挙して押し寄せていました。

雨予報だったグランドはすっかり乾いていて、夕暮れの空の片隅に、美しい紫色が切れ端のように姿を見せていました。

ホーム最終戦の守備紹介のBGMは、ブルース・ウィルス主演の映画「アルマゲドン」の主題歌、エアロスミスの唄う「I don't want to miss a thing」

ブルースウィルス演じる主人公が娘の恋人である男をシャトル内から突き飛ばし、生きては帰れない宇宙へ出ていく印象的なシーン。


「何も見逃したくないんだ」

その歌の意味に気付き、はっとしました。わたくしも見逃したくない。きっとここへ来た人もみな同じ思いなのだと。




今までのアイランドリーグの記憶が映画のように頭の中を駆けて行きました。

レッドワーブラーズが春日球場で迎えた開幕戦。淡々と静かな闘志を燃やしていた浦川大輔。

鳥栖市民球場で見た初めてのサヨナラゲーム、陽耀華がチームメイト全員からペットボトルの水を浴びて子供のように逃げ回っていたこと。

関口大志が、犠牲フライでセカンドから怒涛のような走塁で本塁に突っ込んできた平日のデーゲーム。

セインツ戦でドミニカンの投手が登板すると、なぜかジェロの「海雪」がかかっていたこと。(似てるから?)

夜中近くまで戦った翌日のナイトゲーム、長時間連戦に次ぐ連戦でわたくし自身も寝不足気味だったこと。

なんだか不思議な投球をするアンダースローのインテリ徳永雄哉がいつのまにか「マントル」とコールされて活躍していたこと。

一打サヨナラの場面、確実に抜けたであろう打球をひらりと舞いながらキャッチした國信キャプテン。

1年目の時、いつも必ず打席に入る前屈伸をしていた、打撃も守備も華麗だった荒川大輔。

美しい放物線を描くホームランが心に残った山本健士。

1年目あんまり強くなかったセインツが2年目生まれ変わったように強くなり、完膚なきまでに叩きのめされたこと。

優勝をかけて送り出した後期終盤で手痛い敗北を喰らい、優勝絶望になってしまったこと。



暑く苦しい中、でも試合はどれも楽しかった思い出しかないこと。





そして






突然球団がなくなったこと。





吉本ばななさんの言葉を借りるなら、わたくしは二度もみなしごになってしまいました。

胸が詰まり、言葉にならない思いがこみ上げてきました。




場内のセインツファンの応援は、今まで見た中で一番揃っていて、強くはっきりと大きく、わたくしの心に響きました。

その心からの応援に報道陣のカメラのフラッシュ、ライトが容赦なく浴びせられ、わたくしは苛立ちを隠さずにいられませんでした。

試合は双方ともチャンスあれども残塁の山。しかし間延びは感じません。

両軍とも必死なのです。

最後の試合で地元ファンに勝ちをプレゼントしたいセインツと、負けると総合2位の座が危うく消えてしまうインディゴソックス。

インディゴソックスも、もしかすると来季がないかもしれない。

彼らもただ今は勝つことで自らをアピールしていくほかない。

感じるのは底知れぬ不安と危機感です。

この試合は打たれても、エラーされても、四球を出しても、自分の持てる一番いい球で凌いでいく、投手同士のすさまじい精神力、そして懸命に点を取ろうとする打撃陣のぶつかり合いでした。

しかし、勢いはインディゴソックスが勝っていました。

確実に得点を重ねていく中で、セインツにそれを追い越すだけのパワーがなかった。


9回裏。2死、走者は塁上に二人、一発出れば同点というチャンスで打席に立ったのは陽耀華。

弦本投手が投げる変化球に、まるでタイミングが合わない陽耀華。悲しいほどにバットは空を切り、三振。

ゲームセット。いい試合でした。心からそう思いました。

涙を流しているファンの方もいました。

今はたくさんの人がいるスタンドからすべての人が立ち去った時、きっと改めて寂しさを感じるのだろう。

さよなら、セインツ。そしてありがとう。

もはや香川の優勝マジックなどまるで話題にされない当ブログでございますが・・・




ちなみに今マジックは3です。最短で明後日ということになりますね。




昨日の記事でお伝えした通り、長崎セインツが今季を持って撤退することになりそうです。ちなみに回答期限は明後日の24日なので、そこで来季参戦しないことをリーグに回答して正式受諾となるようです。




ということで明日は事実上のセインツ最後の試合となりそうです。本当に寂しい。


たった3年間ですが四国九州アイランドリーグはわたくしの中の生活の一部でした。




今までにない新しい野球の楽しみ方を教えてもらった気がします。


そして一緒に闘った仲間たちが出世していくのを見る新たな喜びも教えてもらいました。




さて、明日のアイランドリーグですが、


その長崎は徳島インディゴソックスを本拠地にて迎えます。


今回も香川以下の総合二位争いに着目しています。


総合2位の高知を追う、徳島。




徳島の先発投手は満を持して登場・中4日の光安。おそらく完投というより責任回数を最少失点で切り抜けることを期待されているのでしょう。強力な中継ぎ陣がサポートしていくでしょう。




そして長崎は11日以来の先発。ちょっと間が空きましたが、藤岡投手。




高知は本拠地にて愛媛と対戦。先発は武田投手。




うーむ、こちらも標的を徳島のみと見たのでしょうか?ここからラストゲームまでは本拠地での対戦となり、高知かなり有利です。対する愛媛はプロのスカウトからも熱い視線を浴びているといわれている赤嶺投手。


もちろん本気モード全開です。




そしてナイトゲームを終えた徳島は即高知へ向け出発。


翌日はデーゲーム・・・誰ですかこの期に及んでこんな日程組んだのはむっ




とまあ、徳島に若干不利な日程ですが、もう後がない。ベストを尽くして戦うのみです!