阪神タイガースの赤星憲広選手が引退されましたね。
敵チームながら、いい選手だなぁと思っていました。日本プロ野球界にとっても、すごい損失だと思います。
彼がアテネオリンピックの頃、日本代表にプロ野球界から選手を派遣するか否かで揉めていた時、
「オリンピックに行っている間にレギュラーを盗られたらどうするんですか!」
と発言して物議をかもしました。
その時、彼ほどの人がなんてことを・・・と失礼ながら思いました。
しかし、トップに立つプレイヤーだからこそ、いつも怪我との闘いの中に怯えながら生きていたのだと思います。
前述の発言は、星野仙一氏に一喝をされてしまうのですが。
いつだったか、雁の巣で見かけた二軍戦でも、寄ってくるファンのサインをお断りされてました。
彼に近づいて来た女性ファンに、髪の毛を切られる事件に遭遇したこともありました。
そのせいか、普段は愛想がいいとは言えない彼でしたが、車椅子を寄付したりと慈善活動にも熱心で、本当は優しい人なのだと思います。
致命的となったベイスターズ戦、実はリアルタイムにテレビで拝見していました。
センターを守る彼ならではの素晴らしいジャンプでした。
が、そのあと動けず、ベンチに下がってしまったところを見ると、古傷を痛めたかなと。
この時期に引退発表と言うことは、かなり話し合いが行われたのだけれど、決心が固かったのでしょう。
功労者ですし、せめて鳴尾浜で一年待ってあげて欲しかった。
彼が守備を捨て、ただ打ち走るだけに撤しても、来てほしい球団はあったでしょう。しかし、それはおそらく彼の美学に反すること。
命を削るような選手としての生き方、どんな思いで引退を決意したか切ないくらい伝わってきます。
ぜひ、数年後に指導者でグランドに戻ってきて欲しいと思います。
お疲れさまでした。