長崎セインツが経営難に陥っていることは、発足前からすでに言われていたことでしたが、ついにのっぴきならない状況にまで来ているようです。
長崎新聞 の記事です。
>プロ野球独立リーグ「四国・九州アイランドリーグ(IL)」の長崎セインツが深刻な経営難に陥っていることが25日、分かった。負債総額は4000万円を超えており、今季中のIL撤退の可能性も出てきた。
こちらの記事 ではもっと具体的な内容が掲載されていました。
まだ決まったわけではないですが、この状況を見る限りは撤退は可能性が高い・・・としかいえない状況です。
>今季はホームグラウンドとして利用してきた佐世保市の佐世保野球場の使用料や、四国遠征時の交通費だけで約400万円が未払い状態。同野球場を管理する同市体育振興会は「これから球団と今後の対応を協議する」、球団が利用するバス会社も「(支払いについては)弾力的に対応するが、うちも体力はない。ボランティアでの運行は考えていない」とそれぞれコメントした。
>球団が5、8月に計3回利用した高知県香美市の県立香北青少年の家の宿泊料も未納入。担当者は「経営難とは知らなかった。最悪、年度末までに払ってもらえれば」と困惑していた。(2009年8月26長崎新聞掲載)
アイランドリーグ加入時から県に対して補助を要請する状況がありながら、なぜここまでひきずってしまったのか。野球に興味のない方々から最初から公的資金を当てにするなという厳しい意見も聞かれました。
しかしこれは長崎以外のIL球団にも決して他人事ではない問題です。
毎年存続について問題になる高知や入場者数も伸び悩む福岡が厳しいのは言うまでもなく。
昨年までILから分配金を受けていた徳島も今年は限りなくゼロなのだそうで。球場の入り口には募金箱があるそうです。
入場者が多いと思われる愛媛でも、入場口のチケットをもぎった半券を集める袋を見たところ、ほとんどが招待券でした。
比較的スポンサーの多い、愛媛でさえこの状況です。累積赤字は8千万以上だとか。愛媛ではすっかりマンダリンパイレーツが浸透していますが、それも招待券があってのこと。料金を払ってでも見ようという方は案外少ないのが実情です。
IL自体が危ない。
やっと固定のファンがつきつつある長崎セインツが、かつて2004年の合併騒動の近鉄のように球団自体が消滅するかもしれません。このままよきライバルが消えてしまうことは、他球団ファンの我々も決して望んではいません。なんとか存続への道を模索できないでしょうか。