シーギリヤ・ロックに登る | Life like a journey

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人生の旅は続くよ…

 

昨晩は雷雨があり、どんより曇った朝を迎える。

種類が豊富で美味しくて、胃がもう一つあったら、あれもこれも食べられるのにー!

と、久しぶりに大満足な朝食をとり、後ろ髪惹かれる思いでホテルを後にした。

 

さて、スリランカ旅行のハイライト、世界遺産シーギリヤ・ロックに登りマス。

(冒頭写真はホテルから望遠レンズで撮ったもの。あの岩の頂上を目指すよー)

 

ジャングルの中にひときわ大きな岩が聳え立つ。

外国人専用の入口でチケットを買い(US$30 高い!)、敷地の中へ。

 

 

そこは5世紀に建てられたかつての宮殿で、岩の麓にはお濠や庭園、建物の遺跡が残っている。

その庭園の中をまっすぐ抜けて、いよいよ近づいてきました、シーギリヤ・ロック!

 

 

ホント、大きい!

岩山の大きさは、南北約400m、高さは200m弱だそう。

 

先ずは岩をくぐりながら、石の階段を登ってゆく。

 

 

結構な急勾配デス。

 

そうそう、ここにはスズメバチの巣があると聞いていたので、ちょっとビクビク。

ワタシは蚊と日焼け予防も兼ねて長袖インド服と麻のパンツで肌を隠していたけど、欧米人はやっぱり

短パンにTシャツやタンクトップだった(笑

 

 

ほぼ垂直に聳えているのがお分かりいただけるでしょうか。

観光シーズンのせいか観光客が多くて、シギリヤ・レディへの階段までは、まるでディズニーランドの

待ち状態。

 

 

なので、こんな景色を眺めながら休み休み進む。

まだ9時過ぎで、この日は曇っていたものの湿度が高くて、それで体力を消耗した感じ。あせる

 

イギリス統治時代に発見された、岩壁に描かれた美女たち"シーギリヤ・レディ"。

かつては500人もの女性が描かれていたそうだけれど、現存しているのは18人のみ。

現在は残念ながら写真撮影禁止。カメラや携帯電話はカバンの中へしまうように言われる。

(私たちの前にいたイタリア人おばちゃんがこっそり撮影したのがバレたようで、カメラを没収されて画像

をチェックされていた)

 

これまたかつては鏡のようにピカピカに磨き上げられていたという"ミラーウォール"を見ながら進むと

ちょっとした広場に出る。

ここが、宮殿(頂上)への入口、ライオン・ゲート。

 

 

ライオンの前足だけが残っていて、昔は頭もあって大きな口を開けていたとか・・・。

ここから最後の階段を登りマス。(結構狭くて急なので、高所恐怖症の人はダメかも)

 

頑張って登ったあとには・・・

 

絶景ーっ!!

 

 

360℃見渡す限りジャングル! 風が心地よい。

泊まったホテルがあるカンダラマ湖も遠くに見えた。

 

 

頂上から見下ろす麓の庭園。

規模の大きな宮殿があったことが伺える。

 

 

階段や沐浴場、接見の場や王座などの遺跡が残っていて、ホントにこんな場所によく造ったなーと感心

してしまう。

後継者争いから父親を殺害してしまい王となった長男は、弟の反撃を恐れていたのだろう。

ここならそう簡単に攻められないと思うけれど、結局は11年しか続かなかったそうな・・・。

 

(鮮やかなオレンジの袈裟を着た少年僧達にも出会った)

 

やはり、頂上からの景色は素晴らしく最高!

じっくりと、この風景を堪能し、体験を味わう。

 

来て良かった!

 


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