3月10日の日曜礼拝に、千葉在住で、同郷のYさんがご主人と一緒に出席された。
3.11でお母様を亡くされ、その3回忌の準備と、3.11の記念礼拝のためにいらしたのだという。
Yさんは、母のことを覚えていてくださり、「なつかしい」と喜んでくださった。
そして、母が一番会いたいと思っていた方(Yさんの親せきでした!)に連絡を取ってくださった。
昨日、その方から電話があったけれど、母が出かけていたので、我が家の場所だけお教えした。
今朝、母にその方のお声だけでも聴かせたいと思い電話した。
「会いたかったぁ。 一番会いたかったぁ」という母の顔は本当にうれしそうだった。
そして、午後、その方が、娘さんご夫妻に連れられて母に会いに来てくださった!
どんなにうれしいことか!私には想像できないくらいうれしいに違いない。
お互いに手を取り合って「会いたかったぁ」と言っている。
3.11後、慣れない生活の中で、自分の居場所を手探りしてきた母。
2年経って、新しい生活に、本人も周りもようやく慣れてきたと感じる。
ずーっと一人暮らしをしてきた母、
母の晩年が幸せであるようにと祈っていたら、
3.11を通して、神様は、母を私のところに来させてくださった。
母の自由は多少制限されると思うけれど、
それでも「ここが一番いい」と言ってくれるようになった。
親しい友達と離れ離れになってしまったけれど、
一番会いたかった人は市内にいた。
3.11は本当に大変な出来事だったけれど、
よかったことも探せばたくさんある・・・
今日も幸せな一日だった。