5月5日午後11時3分、泊原発3号機が定期検査に入り、日本中の原発が止まった。
原発が0になった日が「こどもの日」というのも偶然ではないような気がする。
東京電力福島第一原子力発電所の事故で世界中に放射性物質が飛び散り、汚染が広がった。
今もフレッシュ放射性物質が漏れ出ている福島第一原発。
「除染」と言って土を削ったり、水で洗い流したりしているけれど、
削った土は、土中に埋められ、洗い流した水は地中から、川から、結局は海へと流れ込む。
何を食べたらいいの?
どこへ行ったらいいの?
子供たちにこの汚染されたままの世界を手渡すの?
再稼働に積極的な国のリーダーたち。
「国が責任を持つ」とはどういうことなのか具体的に教えてほしい。
核廃棄物の効果的な処理方法が確立しないまま核のゴミを増やしていってよいの?
そのゴミをどこに押し付けようとしているの?
原発の問題は、基地の問題に似ていると言われるけれど、ここにきて納得。
目先の利益で子供たちの未来をこれ以上危険にさらしてはいけないと思う。
3・11の直後は計画停電が行われたけれど、
ピーク時(昨年の夏)は、計画停電をしなくても大丈夫だったよね。
今年の夏について、今新聞やテレビで、
「猛暑だったら電力不足に陥る」と不安を煽るような報道が多いけれど
冷静になろう。
根拠となる数字は仮定の数字、恣意的操作もできるらしい。
不足になったとしてもちょっとの時間、我慢も工夫もできるはず。
「原発がなくても電力は十分まかなえる」というデータもある。
電力会社や政府には、不安を煽るのではなく、
病院などの必要なところにしっかり電力を届けるように計画実施して安心を届けてほしい。
「私たち人間は自然がなければ生きられないのに、人間の手で自然を壊している。
だから謝らなければ・・・」と
さっきテレビ(Eテレ)で言っていた。
私は昨日、野田首相と枝野大臣宛の重要な嘆願書に署名しました。
日本の新しいエネルギー計画に原子力のない未来への誓いを盛り込むよう要請する嘆願書です。
たくさんの思いが集まれば「変える」ことができると思います。
未来を創るのは今!
下記をクリックしてください。
http://www.avaaz.org/jp/japan_its_our_time_to_shine/?cl=1794361148&v=1410