被災地がたどるプロセス | ことの葉だより

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 日々の暮らしの中で出会った素敵な人を紹介したり、美しいことばや優しいことば、感動した出来事などをシェアできたらいいなと思っています。みんなで一緒に幸せになりましょう!

教会フリーペーパー「れたす らん」No.2に掲載されていた

aiko3さんの「第2回 今こそがんばらないで」から抜粋しました。



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なお、災害を受けた地域は、次のようなプロセスをたどると言われてます。

期間はあくまでも一般的なものですが、ご参考までにどうぞ。


【英雄期……災害直後】

命を守るため、関係機関を含め、誰もが力を尽くす。


【ハネムーン期……6カ月まで】

衣食住が問題となり、生き延びた人が助け合い、外部からの援助も行われる。被災地は連帯感に包まれる。


【幻滅期……2カ月~1、2年】

衣食住だけはどうにか確保されたところで、心の問題が徐々に目に見える形になってくる。

人々は自分の受けたダメージに直面し、やり場のない不満と怒り、避難生活の疲れ、被害の程度の違いによる感情的な反目などが表面化。飲酒問題も出現する。この時期が終わるまでは、地域だけでなく外部からの物心両面の支援が欠かせない。


【再建期……数年間】

被災地に「日常」が戻り始め、被災者は自分の生活の再建だけでなく地域としての再建に参加。一方、復興から取り残されたり精神的支えを失った人に対しては、地域での長期の援助が必要。


*****ここまで



今は、幻滅期と再建期がごっちゃになっているところでしょうか。


せっかく確かめた絆です。

みんなで支え合って、知恵を出し合って

以前よりももっともっと住み良い町を創りましょう!


全国の皆様、

息の長いご支援をよろしくお願いいたします。