ありがとう自分
本当によく今日という日までやってきてくれた。
時折挫けたくなって
その度に立ち止まって、呼吸し直した。
天を仰いで、床にうずくまり。
身体を大の字にして
スヤスヤ眠り続けたと思えば
また君は今日も笑って過ごしている。
なんて美しく愛おしいんだろう。
今、こうしてため深い息をつく喜びを
噛み締めながら僕は優しく笑えている。
あぁ、なんて君は幸せなやつなのだろう。
深くふかーく吸った酸素を
鼻からゆったりと吐き出すその瞬間。
まるで、すべてがそこに集約されたように
全細胞が僕に生きてるって感じさせやがる。
ダメだ、優しさとニヤつきが止まらない。笑笑
カフェで過ごすこのひと時は、
まるで恋文でも書く気持ちで
自分に優しくしてあげる。
今、この瞬間が映画のワンシーンのカットだったら、
観てる側は間違いなく、ハッピーエンドと捉えるだろうな。
笑うことから始まる映画もいいかもしれない。
ボーッとコーヒーでも飲みながら
自分に恋文を書くように過ごしてると、
乾きがなくなる。
何もしていない君へ
何も成し遂げていない君へ
うずくまっている君へ
それでも、今日は
君に優しい風が吹いている。
それでいいんじゃないかな。
僕の人生は毎日、優しい日差しで始まる。
ため息がつける今日に
ありがとう。
Cosmic Soulかずき