BMW C650GT 試乗 | ビッグスクーターのある生活

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スカイウェイブで房総を中心にツーリングする中年リターンライダーのオートバイライフ

モトラッド羽田さんでお借りしたBMW C650GTの試乗レビューです。

モトラッド羽田さんでは、2つの市場コースを用意しています。

ひとつは羽田空港1周コース(およそ30分程)。

もうひとつは、なんと高速道路でベイサイドを通って、アクアライン経由で海ほたるまで行くベイサイドコース(およそ1時間)。

本当はベイサイドコースに行きたかったのですが、この日は方位取り。

海ほたるまで行ってしまうと方位から外れてしまいますので、泣く泣く羽田空港1周コースにしました。

試乗車はサイドビューアシストのついてない2016年モデル。

メーターとハンドルまわり。タコメーターは液晶の右端にグラフ形式で表示されますが、正直見易いとは言えないです。ま、CVTですからね。
真ん中のプロペラマークあたりの作り込みが心をくすぐりますね。

左のスイッチボックス。下にホーン、ウインカーの順。左右に並ぶボタンは右が電動スクリーンを上下するスイッチで、左がトリップなどのメーター表示を操作するボタンです。
赤いボタンはハザード。ウインカーは国産車と比べてスイッチの移動量が少なく、カチリというクリック感がないので、ちょっと戸惑います。

そう言えばハイロー切替えボタンはどこでしょうね?

右側スイッチボックス。グリップヒーター、シートヒーター、キル&セルスイッチ。
グリップヒーターもシートヒーターも1回押すとオート、2回押すと強、3回押すと弱、4回目でオプとなっています。

グリップヒーターはオートで良いですが、シートヒーターは暖まるのに時間がかかるので、最初は強にして暖まってからオートにするのが良いかと。

まず、エンジンをかけて驚いたのが、まぁ、がさつなエンジン音。

アイドリング時はハンドルも結構ブルブル震えていて、BMWに期待する高級感は皆無です。

走り出したら振動は気になりませんが、がさつなエンジン音はそのまま。

しかし、それ以外はさすがBMW。アクセルを開けた瞬間にどんっ!と背中を押し出す様な加速感、しっかり荷重をかけた時の素直なハンドリングは、めっちゃ楽しい。

スカイウェイブ650と車体サイズ、重量、排気量と良く似ていますが、性格はまるで違います。

スカイウェイブがいつの間にかスピードが出ているのに対して、C650GTはしっかり加速感があります。

ハンドリングはヒラヒラのスカブに対して、Cはトラクションを意識的にかけながら荷重移動を意識するとキビキビ走ります。

楽しんでいたら、羽田空港の2階に来てしまったので、羽田空港をもう1周することに。

一番感心したのがウインドプロテクションというよりエアマネージメントですね。

スクリーンを下げた状態だと鎖骨あたりから上に風が来ますので、爽快感があります。

これがスクリーンを上げると無風状態。XMAXの様にスクリーンを回り込んでくる様な風もありません。

正直、現行の国産メガスクーターでは、C650GTに勝てないでしょうねぇ。

個人的にはヤマハのブルーコアエンジンが素晴らしいと思うので、XMAXの400がブルーコアの500になったらなぁと思ってますけどね。


みなさんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。

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